トリオプラン100mm f2.8をヘクトール135mm f4.5+接写リング付で開放撮影
最近出番の多いヘクトール135mmなのだが、トーンの出方やシャープネスやボケも含めすらばしい(上海風日本語)。通常135mmという焦点距離は中途半端でやや使いにくいのだが、これで料理などのテーブルフォトを撮るには最適な焦点距離であり遠近感も料理撮影にはちょうど良い。特に奥行きがあり料理を数種類並べなければならない場合、手前と奥の遠近感が誇張されないので最適なのだ。最近はこのヘクトール135mmが、ペンタックス645Dにも取り付けられるアダプターが出たので、4x5のイメージサークルをカバー出来るこのビゾ用ヘクトールは物撮影に万能なレンズとも言える。
ヘクトール135mm f4.5をトリオプラン100mm f2.8+接写リング付で開放撮影
上の画像は、トリオプラン100mm f2.8 M42マウントを使い、ヘクトール135mmビゾ用を撮影したもの。このレンズもトーンが豊富でヘクトールと同じくらい素晴らしい(正しい日本語)。このレンズで撮るとハイライト部の滲みに品がありとても雰囲気がある。どちらのレンズも50年以上前に作られたレンズなのだが、現代のレンズにこの描写を求める事は不可能。
最近のデジタル用レンズを見ていると、大きくて重くなり数値性能は飛躍的に良くなっているようだが、本当にそれが良いレンズなのかは私にはわからない。写真はデータ性能で見るものではなく、人間の目で見るもの。
☆上の画像は、デスクの横にある電気スタンドの生光と天井の照明と右奥からMacのモニターの光が漏れている成り行きライティングのみ。
トーンが豊富なレンズはすらばしい。(最後は、上海風日本語)
α7Ⅱで撮影。
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