私が常時使っているスマートフォンは、中国の「小米科技」という会社の「紅米」という機種で約13000円。simが二枚入るので個人用と仕事用+データ通信用と分けて使っている。本来ならsim一枚で統一したいのだが、前世紀から使っている中国移動は3Gに変えると番号が変わってしまうのでGSM(韓国と日本以外の世界標準)のまま使用し、新たにWCDMA方式のUnicom3Gsimを併用。こんな理由もあり、こちらではsimカードが二枚入る携帯は結構売れている。このsimが二枚入る携帯は、大陸を移動し他国によく行く人には滞在国のsimを入れ替えれば常に安く通信が使えるのでとても便利なのだ。
この「小米科技」という中国の会社は2010年設立の若い会社なのだが、今日のニュースによると今年の4-6月期はサムソンの出荷台数を抜いたようだ。これは私もこの会社のファンでもありユーザーでもあるので嬉しいニュース。だが、こんなに若い会社に日本のスマホメーカーは大負けしているのだから、だらしがないとしか言いようがない。日本のメーカーは国内向けの発想しかない内向きでは海外では勝てないので、企画開発設計は海外に置いた方が良い気がする。日本の製品は何でもそうだが、余計なお世話と思うような機能が多過ぎて逆に使いにくい。良いところは壊れにくい事くらいかな。
数年後のスマートフォンなんて、どのメーカーも横並びの性能になるのは間違いないので、今後は値段の勝負になるだろうな。その時に一番ヤバイのはきっとサムソンだろう。