2003年の春、やっとSARS騒ぎが治まった6月に上海の拠点としたのが上のマンションの一階。今、このマンションの裏が再開発され更地状態になっているのだが、何だかかなりスローペースで進んでいるのがちょっと気にかかる。前世紀の98年、アジア通貨危機が勃発した頃の上海は途中で建てるのを止めたビルが無数にあったのを今でも覚えているが、それは廃墟より不気味だったと記憶している。
ゆっくりと下降線を描いていると私は見ているのだが…。それは、上海より広東省あたりの今を見る方がわかりやすい。来年の春節後がちょっと心配。
Canon FD50mm f1.4