社会空間研究所 建築・まちづくり通信

社会空間研究所の所員が建築・まちづくりに関する情報等を気ままに綴ったブログです。
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京浜鶴見駅裏通りの飲み屋街と車いすの人が一人で乗り降りできるホーム

2020-12-18 18:11:56 | まち歩き(関東(東京以外))

2020年12月18日、金曜日、快晴。快晴でしたが寒かったです。

打ち合わせで京浜鶴見駅を降りた。

この駅に降りるのは2回目。

時間があったので、駅周辺をちょっとだけ散策。

駅前と表通りは再開発等により建物の更新は進んでいますが、一本裏に入ると昭和の香りがプンプンする歓楽街がまだ残っていました。

ネットで調べると、日本鋼管、旭硝子、昭和電工などの大規模工場があり、そこで多くの工場労働者が働いていたことから、自ずと歓楽街が形成されたとあります。

そして、京浜鶴見駅近くには、「鶴見三業地」と呼ばれる歓楽街があったようです。

1970年頃が最盛期でバー、小料理屋、連れ込み旅館が多数あったと書かれています。

「三業というのは、料理屋、芸妓屋(げいぎや)、待合(まちあい)の三つを三業(さんぎょう)と呼ぶ。これらの営業には許可が必要で、この三業を営む者が三業組合を組織していたので、このような業種が集まっている地域を特別な遊興地として三業地と呼んだ。」とあります。

お店に入るのは、コロナ禍に関係なく正直腰が引けますが、こういう雰囲気のところを歩くのは楽しいです。

今度、機会があったら、ゆっくり歩いてみようと思います。

 

話題は変わって、原宿駅で見た駅員さんの手を借りずに車いすの人が一人で乗り降りできる構造のホームについて。

現物を見るのは初めてです。

電車とホームの隙間を埋めるためにホームの一部が線路側に少し出ています。

こういうホームがすべての駅にできるといいですね。

それも、ひとつのホームに5カ所ぐらい。

あわせて、エレベーターの数も増やしたい。

こういうバリアフリーのホームが当たり前になれば、こんな色遣いの必要性もなくなる。

あと思うのは、私鉄・JRともに、新しい車両を作りすぎじゃないかと。

その分、バリアフリーにお金をかけるなり、別なところにお金を回した方がよい。

黄色の部分が少し線路側に出ています。

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