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相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

上野毛の古刹「自性山覚願寺」

2016-12-16 17:45:21 | 寺院
世田谷区上野毛に真言宗智山派寺院の「自性山覚願寺はある。院号の「聖徳院」はかつて聖徳太子像を本尊としていた経緯と関係があるようである。創建(推定)は文禄3年(1594)の「武州荏原郡世田谷領上野毛郷縄打屋敷帳」、檀家「墓碑の記載」から天文年間(1532-1555)以前と考えられる。本尊は大日如来で脇仏として弘法大師と興教大師が祀られている。昭和63年に造営された立派な「総門」を抜けると左手には「観音堂」、正面に「本堂」がありいずれも天保年間(1830-1843)に再建されたものである。玉川88ヶ所霊場36番札所である。境内には当寺経営の幼稚園もある。(1612)






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鎌倉五山五位の「稲荷山浄妙寺」

2016-12-16 08:24:58 | 寺院
鎌倉市浄明寺に鎌倉五山五位で臨済宗建長寺派の古刹、禅宗寺院「稲荷山浄妙寺 = 稲荷山浄妙廣利禅寺」はある。創建は文治4年(1188)。源頼朝の重臣足利吉兼が父義康の菩提を弔うため創建。本尊は釈迦如来。由緒ある当寺は室町時代には境内に二十三の塔頭を持つ大寺院であった。鎌倉市の東部、金沢海道沿いに位置し、杉本城址と朝比奈の切通しとの中間平坦地にあり、「総門」を抜けると正面に寄棟造、銅板葺の「本堂」(方丈)、「客殿」、「庫裏」が建ち並ぶ。裏墓地には「足利貞氏のお墓」がある。また当寺は鎌倉三十三観音第九番札所であり、その御詠歌は「遥々と参りて拝む観世音仏の教え弥陀の浄土」である。国の史跡に指定の境内は梅、つばき、ぼたん、サルスベリ、いちょう、紅葉などの名所となっている。また境内の一角に築90年の洋館を改装したレストラン「石釜ガーデンテラス」があり、英国式庭園を眺めながら鎌倉野菜などの地元食材をふんだんに使った料理、石窯で焼いた自家製パンを食べることができる。(1611)










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鎌倉七福神の一社「旗上弁財天社」

2016-12-15 10:53:48 | 神社
鎌倉大町三の鳥居そばの源氏池の浮島に鶴岡八幡宮の境内社のひとつ「旗上弁財天社」はある。旗上弁財天とも旗上弁天とも呼ばれている。創建は承久3年(1221)。主祭神は弁財天(裸弁財天)。源頼朝が源氏復興の旗上げの際にお告げを授けたと伝わる弁財天が祀られており参道や島には源氏の象徴の「二引の白旗」が数多くはためいている。幕政を好まず皇権回復を図る後鳥羽上皇に対し北条政子が当地に御家人たちを集め、旗上げしたことに始まる。いわゆる承久の乱である。弁財天は仏教の守護神であるが明治の神仏分離令で破壊されたが、昭和31年(1956)に再興、現在の社殿は鶴岡八幡宮創建800年にあたる昭和55年(1980)復元された。ここには頼朝が政子の安産を祈願したと「政子石(姫石)」がある。当社は「鎌倉七福神めぐり」の弁財天札所であるが小さいながら朱色の「社殿」は美しい。(1611)








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珍客二羽の「ムクドリ」がやってきた!!

2016-12-14 20:08:22 | 野鳥
我が家の前の小さな公園の木になんとつがいなのだろうか二羽の「ムクドリ」がやってきて、何やら熟した木の実を啄みだした。周りを警戒しながら懸命に口に運んでいる。なんとも珍しい瞬間なのでしばらく窓越しからシャツターを押しながら野鳥観察タイムと相成った。しかし撮影を察知されてしまったのか、それとも満腹となったのか飛んで行ってしまった。ムクドリの全長は翼を広げて20cm弱、群れをつくり行動し人間の手が加わった環境に多く生息するらしい。 餌は雑食性、主にミミズ、両生類、昆虫、木の実など好んで食べるみたいである。冬場に近づくと暖地に移動し毎年決まったとろに大規模な塒を持つ生態のようだ。きっと我が家の近くにも塒があるのだろう?(1612)






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日蓮宗最古級寺院のひとつ「霊蹟本山比企谷妙本寺」

2016-12-14 11:39:23 | 寺院
鎌倉市大町に身延山久遠寺、池上本門寺と並び日蓮宗最古級寺院のひとつ「霊蹟本山比企谷妙本寺」はある。創建は文応元年(1260)、開山は日蓮上人、開基は比企大学三郎能本、本尊は十世界曼荼羅である。当地は「比企の乱」で滅びたことで知られる比企一族の屋敷跡である。鎌倉駅より若宮大通りを左折、「本覚寺」の先に当寺の玄関口「総門」がある。「方丈門」を抜け苔むした石段を上ると「寺家所」と「書院」そして風格ある「本堂」がある。本堂下のなだらかな坂の参道を上がっていくと左側に弁柄塗りの「二天門」、門を抜けると正面に宗祖日蓮と日朗、日輪を祀った鎌倉最大級の木造仏堂建築の堂々たる「祖師堂」が構えられている。この「二門」(総門と二天門)、「二堂」(本堂と祖師堂)は日蓮宗の典型的な伽藍をであり格式の高さが窺える。祖師堂の左手には「日蓮聖人像」と釈迦如来立像が安置されている「霊宝殿」がある。方丈門左の小高い丘には「蛇苦止堂」がある。訪れた日は本当に美しい紅葉に彩られ、建ち並ぶ伽藍の一つ一つにひしひしと歴史の重みが伝わってくる広大な寺域であった。(1611)




















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