相模太夫の旅録=Tabi Log

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鎌倉七福神の一社「旗上弁財天社」

2016-12-15 10:53:48 | 神社
鎌倉大町三の鳥居そばの源氏池の浮島に鶴岡八幡宮の境内社のひとつ「旗上弁財天社」はある。旗上弁財天とも旗上弁天とも呼ばれている。創建は承久3年(1221)。主祭神は弁財天(裸弁財天)。源頼朝が源氏復興の旗上げの際にお告げを授けたと伝わる弁財天が祀られており参道や島には源氏の象徴の「二引の白旗」が数多くはためいている。幕政を好まず皇権回復を図る後鳥羽上皇に対し北条政子が当地に御家人たちを集め、旗上げしたことに始まる。いわゆる承久の乱である。弁財天は仏教の守護神であるが明治の神仏分離令で破壊されたが、昭和31年(1956)に再興、現在の社殿は鶴岡八幡宮創建800年にあたる昭和55年(1980)復元された。ここには頼朝が政子の安産を祈願したと「政子石(姫石)」がある。当社は「鎌倉七福神めぐり」の弁財天札所であるが小さいながら朱色の「社殿」は美しい。(1611)








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