相模太夫の旅録=Tabi Log

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松原寺町の一寺「伏見山正法寺」 

2022-02-24 17:57:57 | 寺院
世田谷区松原に「松原寺町」5ヶ寺の一つ、浄土真宗本願寺派(西本願寺)寺院「伏見山正法寺」(syobouji) は鎮座している。創建は元和2年(1616)。宗祖は親鸞聖人。開山は玄覚法師。本尊は阿弥陀如来。「火事は消えたか正法寺」と歌われたくらい江戸の名のある大火に8回も遭い殆んど焼かれているが、本尊の阿弥陀如来像、親鸞聖人の筆になる「南無阿弥陀仏」の六字名号、関所の通行手形など、古文書類が多数ありなんとか難を免れ守られ残っている。元々は山城国伏見山白川寺の住職某の次男が翌年に同宗派の西本願寺が浜町御坊(後の築地本願寺)を創建した際、浜町御坊の寺中に入った。その後昭和初期迄は「築地本願寺」とともに歴史を歩んだ。1923年(大正12年)の関東大震災で焼失し、1929年(昭和4年)に築地から現在地に移転した。移転後の1958年(昭和33)に本堂が建立された。その後老朽化が進み平成24年(2012)に「新本堂」が新築された。築地本願寺の本堂とほぼそっくりのインド風建築という特色を有している。(2202)
 
 
 
 
 

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