相模原市南区麻溝にある「相模原麻溝公園」のシンボルといえば第9回全国都市緑化フェア「グリーンウェーブ・相模原'92」時に建設された展望台「グリーンタワー相模原」である。自然と調和したデザインと茶系の外観、塔屋には美しい音色を奏でる12鐘のカリヨンを備えている。高さが55メートル、展望室高さは38mで全面ガラス張りで360度を見渡せるよう設計されている。眼下には麻溝公園と相模原公園の噴水広場と「メタセコイア」、その奥に相模原沈殿池。西には箱根から丹沢、大山の美しい山並み。西方に大山丹沢山系。東側には町田、横浜、東京と続く町並み。余り空気は澄んでいないが微かに30キロ先の「横浜ランドマークタワー」、「新宿高層ビル群」、そして50k先の「東京スカイツリー」を撮ることができた。すると上空に厚木基地に着陸するので白い「軍機」(人員輸送機のC-40A)が飛来してきた。南区でこの景色、眺望はこのタワーだけである。(2307)
昨年は縮小開催されたがどこか物足りないものがあった。しかし今年は5月に5類に移行、第9派の感染拡大兆候がある中「第71回湘南ひらつか七夕まつり」が7月7日(金)~7月9日(日)の3日間開催されている。平日の初日であるが、豪華絢爛な七夕飾りが掲出された会場の「湘南スターモール」や「紅谷パールロード」はもう人・人・人でごった返すほどの大盛況である。ことしは3日間で100万人を見込んでいる。中心街には約500本、特にメーン会場である「湘南スターモール」は絢爛豪華な飾りが通りを埋め尽くし、その中には10mを超える大型飾りもあり煌びやかな飾りはスケールが大きい。今年道路上での露店出店はないが飲食販売関係も以前の七夕まつりよりも縮小されているがどの店も3年間の売り上げ減を取り戻そうと呼び込みも激化している。「七夕まつり」は中国の牽牛織女の伝説に基づいて始まり、日本へは「星まつり」として伝えられた。はじめ宮廷貴族を中心とする都の生活のうちに受け継がれ、書道の上達や恋愛の成就を祈る風習となり、江戸幕府はこれを年中行事に取り上げ武家の風習となり、次第に庶民へも普及するに至り、各地域によって特色のある七夕まつりとして今日に至っている。ここ「平塚の七夕まつり」は戦後商業振興策として始められた七夕飾りは活発な商業力に裏づけられた豪華さは「仙台の七夕」を凌ぐ日本一といわれている。(2307)
相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。この夏季はさすがに花が少ないが「実咲ガーデン」では色とりどりの「ペチュニア」がまるで朝顔の様な可憐な花姿を披露中である。原産地は南アメリカ中東部亜熱帯~温帯。ナス科 / ツクバネアサガオ属(ペチュニア属)の一年草で和名はツクバネアサガオ(衝羽根朝顔)である。開花期は長く3月~11月。花色も多く赤、ピンク、青、紫、白、黄があり花姿も枝垂れるもの、こんもりと茂るもの、大輪から小輪、八重咲きなど品種は豊富である。(2307)