座間市広野台に4年前開業した「イオンモール座間」はある。面積は約11.2万㎡と広大で地上3階の建物には160店の店舗が入居と県内最大級規模の大型ショッピングセンターである。その1階にある「日産自動車インフォメーション」内ブースに1950年製の真っ赤な車体の「ダットサン消防車」F4146が展示されている。「ダットサントラック4146型」をベースに作られた「消防車」である。Fire Engine(消防車)を表すFを追加し、F4146 型と表示。また消防車の他にバンタイプの「救急車」も用意されていた。小柄な車体を生かして、狭い道にも入ることができる機動力が重宝された消防車である。2階には1991年製の「フィガロ」FK10が展示されている。ソフトトップになっている屋根の部分がトランクに収まるマーチベースとしたオープンカーである。76馬力を発生する1000cc直列4気筒SOHCターボエンジンを搭載している。全長は3,740mm、全幅は1,630mm、全高は1,365mm。車両重量は810kg。エンジンはMA10ET型 ( 直4・OHC・ターボ) 987cc。どちらもなんとも恰好いい車である。(2301)
海老名市国分に高野山真言宗の寺院「東光山国分寺」は鎮座している。奈良時代に聖武天皇が発した「国分寺建立の詔」により日本各地に「国分僧寺」と「国分尼寺」が一つずつ建立された。「東大寺」と「法華寺」が総本山で、当寺は国分寺のうち「相模国国分僧寺」の後継寺院にあたる。国分寺市の「医王山国分寺」は「武蔵国分寺」といわれる。750年頃(奈良時代)創建。本尊は薬師如来である。創建後の10世紀に衰退、鎌倉時代に修復、室町時代から戦国時代衰退、安土桃山時代~江戸時代に再興、幕末から明治初には衰退、明治時代に再興し現在に至る苦難の歴史を繰り返している寺院である。「山門」より石段を上って行くと左手正面に入り母屋造りの「本堂」、「客殿」、そして重要文化財の「梵鐘」がある「鐘楼」、「六地蔵」がある。また近くには「国分寺跡」の史跡が広がっている。またビナウォークに建設され聳える塔は8世紀半ば建立された「相模国分寺」の「七重塔」を約三分の一に縮小して再現されたものである。(2301)