「郡山」は福島県の中央に位置し、東北地方で「仙台」に次いで第2位の経済規模を誇る人口約34万人の東北の拠点都市、中核市である。首都圏から東北新幹線で約80分という抜群のアクセスの良さに加え、鉄道や東北・磐越自動車道が縦横に交差するなど、交通の利便性も高く「人」、「モノ」、「情報」が繋がり、交流する「経済県都」、「知の結節点」として成長し続けている。郡山は文政年間頃に「宿場町」として栄えた。江戸時代以前より伊達政宗の保護を受けた商人の往来により主要な門前町の性格を持ち、江戸幕府が奥州街道の整備を進めるに伴い、宿場町として発展した。明治維新の時代、新しい日本の象徴として行われた国家事業で東北開発の先駆けとして選ばれたのが、ここ郡山の「安積野の地」であった。その郡山に大宮より「やまびこ」に乗車、一時間弱で到着である。きれいな駅で、一日の乗降者は32000人。駅前には地上24階、地下1階建で、高さが約133mの福島県内では最も高いビル、ランドマークとして「ビッグアイ」が聳えている。 先ずはそして郡山市清水を中心に鎮座する如宝寺、善導寺、安積国造神社、大慈寺、愛宕神社、熊野神社を巡拝した。夕方にはこの旅の主目的である日本三大桜の一つ「三春の滝桜」を観る為、「三春駅」へ。翌日はSVリーグの応援&観戦で「宝来屋ボンズアリーナ」へ、そして郡山のランドマーク&オアシス的存在の「開成山公園」へ。ここも園内全体に1300本の桜が植えられており4月の観桜の時期は大賑わいとなる。3日間という短い旅であったが駅周辺には大規模なコンベンション施設や観光スポットや寺社があり短時間では回り切れない魅力ある街である。(2504)








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