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相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「相模原麻溝公園」の「ロウバイ」開花進む!!

2021-12-14 13:55:15 | 公園・庭園
相模原市南区麻溝に四季折々の花が絶えない「相模原麻溝公園」はある。穏やかな今日、当園を訪れると「花の谷」の一角に数本植栽されている「ロウバイ」(素心蝋梅)が、まだ殆ど蕾の中、数輪であるが琥珀色の光沢のある花びらをもう数えきれないほど広げ始めていた。10/5に訪れた時は数十輪であったが、10日間でこんなに加速するものなのかもう満開に近く驚かされる。近寄ってみ見るとなんともフルーティな甘い香りを放出している。この「ロウバイ」は冬に咲くことから「ウィンター・スウィート」とも呼ばれる。見れば見るほど蝋細工のような花は光沢を帯び琥珀色をして陽ざしを受けて透き通って見える。このロウバイはウメ科ではなくロウバイ科の落葉低木で、「淡い黄色」「濃い黄色」と二種類がある。芳香のある黄色い花が下向き、横向きに咲き、内側の花被片が暗紫色で外側が黄色である。花弁は透明感があり蝋質を思わせるなんとも美しい花である。(2112)
 
 
 
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多摩市指定有形文化財の「旧有山家住宅」

2021-12-14 09:46:23 | 建造物
多摩市南野2-13にある「一本杉公園」内に主家は昭和56年に多摩市乞田543の「有山氏」からの寄贈をうけ解体・保管していたものを昭和63年に復元・移築された「旧有山家住宅」はある。当初、多摩ニュータウン開発の為に取り壊される予定であったが多摩市ではこの家を保存することとなった。多摩市教育委員会の資料によれば建築年代は不明であるが建築様式、建築手法などから江戸時代18世紀初頃と推定される。建物は桁行6.5間(11.83m)、梁行3間(5.46m)、寄棟造り、茅葺、平入りの農家である。間取りは閉鎖的な広間三間取り型、一間ごとに建つ柱、土間・床上境の伍平柱(柱断面のタテ・ヨコの差が大きい)、土間回りの手斧仕上げ柱、「ざしき」の竹簀子床など古式の特徴である痕跡が各所に遺されている。とくに土間は家全体の4割近くを占め小規模な建ちの低い農家住宅であるが文化的・学術的にも貴重な住宅である。なお、復元にあたっては茅葺屋根を茅葺形銅板葺に改めた以外はできる限り原形に忠実に復元した。現在、多摩市指定有形文化財として認定されている。(2112)
 
 
 
 
 
 
 

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足利氏満が開基の「萬年山長松禅寺」

2021-12-14 08:03:23 | 寺院
相模原市南区新戸に建長寺末寺の曹洞宗寺院「萬年山長松禅寺」はある。足利氏満が開基となり室町時代に創建。本尊は薬師如来である。当寺に市最古重文財指定となっている足利氏満が書いた「寄進状」(社寺などに金品や領地を寄進時、その品目・趣旨などを記した文書)が保存されている。「山門」を抜けると正面に宝方造りの屋根を持つ「本堂」、左手「鐘楼」、その一角にはいろんな表情の羅漢像が幾体も置かれている。山門前に「おびんずるさん」と「六地蔵」が祀られている。江戸時代に当寺は「寺子屋」を開くなど新戸地区の教育の場であった。山内には多くの樹木が植栽されており、特に初冬は紅白の梅で彩られる美しい寺院である。(2111)
 
 
 
 
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