goo blog サービス終了のお知らせ 

相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「八臂弁財天」を祀る「奉安殿」がある!!

2021-12-26 15:06:33 | 神社
藤沢市江の島に朝廷及び武将をはじめ、庶民からも篤く信仰されていた「江島神社」は鎮座している。創建は土御門天皇 建永元年(1206)、時の将軍・源實朝が創建。その「江島神社」の「辺津宮」境内の左側一画に鮮やかな朱色の八角のお堂「奉安殿」があり、ここに日本三大弁財天として有名な御尊像「八臂弁財天」(鎌倉時代初期の作で平成31年3月 国重要文化財指定)と「裸弁財天・妙音弁財天」が祀られている。他にも神奈川県の重要文化財に指定の宝物が保管されている。「裸弁財天」ともいわれ、琵琶を抱えた全裸体の座像である。女性の象徴をすべて備えられた大変珍しい御姿で鎌倉時代中期以降の傑作とされている。源頼朝が鎌倉に幕府を開くとき、奥州の藤原秀衡調伏祈願のため、 文覚上人に命じて造らせ、21日間祈願させたことが「吾妻鏡」に記されている。 江戸時代には八臂弁財天は勝運守護の神様として武家から庶民にまで広く信仰を集めていた。音楽芸能の上達を願う人の信仰を集めているところである。(2112)
 
 
 
 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「県立座間谷戸山公園」で「ススキの草原」ラスト秋景!!

2021-12-26 14:10:39 | 公園・庭園
座間市入谷に里山の風情を残して作られた「県立座間谷戸山公園」はある。その園内の「里山体験施設」左横にある「野鳥の原っぱ」には今、数千本の「ススキ」が密集し独特の花穂を揺らしている「ススキ草原」がある。ススキ(芒、薄)はイネ科ススキ属の植物。尾花ともいい「秋の七草」の一つでもある。また茅(かや「萱」とも)と呼ばれる有用植物の主要な一種。 野原に生息する、ごく普通に見られる多年生草本である。夏から秋そして今頃にかけて茎の先端に長さ20から30cm程度の十数本に分かれた花穂をつける。花穂は赤っぽい色をしているが、種子には白い毛が生えて、穂全体が白っぽくなる。種子は風によって飛ばれる。花穂はオギ(荻)に似ているがススキは株立ちになっており区別できるススキの名所といえば、関東では「箱根の仙石原」、関西であれば「河内長野の岩湧山」が有名どころであるがそれには及ばない「ミニ仙石原」といった感じである。(2112)
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

町田三天神のひとつ「町田天満宮」は新年への装い!!

2021-12-26 10:25:37 | 神社
町田市原町田に町田三天神のひとつ「町田天満宮」は鎮座している。創始(創建)は天正10年(1582)。御祭神は文教の神としての「菅原道真公」である。併祭神は大山咋命と宇加能御魂神。現在の神殿は昭和42年(1967)完成。大きい「石鳥居」を抜けると正面に「拝殿」、右に「神輿庫」左に「境内社」(稲荷社や金毘羅、西の宮、山王社)右に社務所がある。菅原道真公を祀る神社らしく小さい梅林を配し参道脇には臥牛の像が置かれている。市民には「天神」「天神さん」と呼ばれ親しまれている。今年も残すところ6日、既に新年への装いも進み境内には「茅の輪くぐり」、「テント」も用意され、社務所では新年の蜜を避けるためか「お札」「破魔矢」の授与を受ける参拝者も数名いた。(2112)
 
 
 
 
 
 





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神の島「江ノ島」の「岩屋洞窟」へ!!

2021-12-26 07:59:12 | 史跡・遺跡
神の島といわれる「江ノ島」。その最も奥に鎮座する江島神社の「奥津宮」左側の石段を下りていくと右手に稚児ヶ淵の海岸が広がり、入口まで続く長く赤い「岩屋橋」を進むといかにも神秘的な「江ノ島岩屋」がある。相模湾景色を眺めながら岩屋の洞窟内に入るとそこはもう俗世とは異なった不思議な雰囲気が漂っている。古くは弘法大師や日蓮上人も修行したといわれ、江の島信仰発祥の地として崇められてきた洞窟であり、神聖な修業場的空間のように感じられる。奥行152mの「第一岩屋」、奥行56mの「第二岩屋」は長い歳月を経て波の浸食でできたというが自然の力の驚異をまざまざと見せつけられた。第一岩屋洞窟内には「ギャラリー」、「石造物」、残されている「富士へ通ずる」言い伝え、江島神社発祥場所がある。中間にある本物そっくりの亀石、第二岩屋洞窟内には「龍神信仰地」、「天女と五頭龍伝説」が紹介されている。ロウソクの炎に照らし出された石像や岩壁が神秘の世界へいざなってくれる。 歴史的にも貴重な文化遺産であり場所だけに浸食せずいつまでもの存続することを祈るばかりである。(2112)
 
 
 
 
 
 
 





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする