「相模原麻溝公園」の「センター広場スロープ」に今、二つの珍しい花木が見頃を迎えようとしている。一つは赤い花穂というか花糸をつけた「ブラシノキ」である。「ブラシノキ」はフトモモ科ブラシノキ属の常緑小高木。別名は「カリステモン」、ギリシャ語で「美しい雄しべ」の意味をもつ。ボトルを洗う時使用する円筒のブラシのような不思議な真っ赤な花である。まだ昨年のように赤く開花していないが間もなく見られそうである。このブラシノキの横に花が咲いた後、綿毛のような穂が木全体を包み込む「スモークツリー=煙の木」がある。遠くから見ると本当に煙を上げているように見えることからこの名が付けられた。二つとも珍しいユニークな花木である。(1905)
昨年のブラシノキ
昨年のブラシノキ