開港後日本最初の聖堂「カトリック山手教会」

神奈川県横浜市中区山手町に開港後近代日本最初の教会であり、現在のカトリック山手教会の初代聖堂「カトリック山手教会」はある。禁教令(キリシタン弾圧)が緩和された直後、横浜居留地にパリ外国宣教会が創建した「横浜天主堂」が1906年現在地に移転した。1923年の関東大震災で倒壊後、ヤン・ヨセフ・スワガーの設計により1933年に鐘楼をもったゴチック式鉄筋コンクリート作りの美しい現在の聖堂が献堂(再建)され現在に至っている。1988年に横浜市の歴史的建造物に認定、市の文化的建物となった。教会の中庭にある「聖母像」と「尖塔の鐘」はフランスから贈られたもので、聖堂内の祭壇の左右の壁には「ジラール神父」、「ルバルベ神父」の遺骨が安置されている。外観も非常に美麗なカテドラル、大聖堂である。(1904)

横浜開港記念みなと祭「第67回 ザ横浜パレード＝国際仮装行列」開催

5月晴れの天気となった本日(5/3)、山下公園前～シルクセンター前～横浜税関前交差点～新港橋～赤レンガ倉庫前～万国橋～馬車道商店街～伊勢佐木町１丁目～伊勢佐木町6丁目まで全長3.4㎞のコースにて2019年横浜開港記念みなと祭「第67回 ザ横浜パレード＝国際仮装行列」がスタートした。「ザよこはまパレード」は横浜の市花「バラ」をテーマとしたパレードで66グループ3500名が参加する横浜最大のイベント＆風物詩であり国際港都横浜の更なる発展を目指しパレードを通じて横浜の未来を担う子どもたちの夢や希望を育むとしている。いよいよ10:45から13団体のキッヅパレード、11:15から41団体のスーパーパレード、合わせて3500名がスタート。トップは神奈川県警察音楽隊、続いて横浜市鳶工業連合会、横浜観光コンベンション、在日米陸軍軍楽隊、横浜市立湊中学校、ライオンズクラブ、駒澤大学高等学校、横浜都筑太鼓、桜美林高校、小笠原流鏑馬、横浜市立金沢高校、神奈川日産自動車などが次から次にコースにて演技、演奏、演舞が繰り広げられた。沿道は立錐の余地もないほど30万人超えの大勢の見物客で埋め尽くされた。会場＆コースは勿論横浜市全体が「ザよこはまパレード」一色となった。間もなく審査結果が発表される。果たしてどの団体がどの賞に輝くのか楽しみである。(1904)