新宿区若葉に浄土宗寺院「専称山西念寺」(安養院)はある。文禄3年(1594)に徳川家康の譜代家臣で徳川十六神将のひとり服部半蔵(正成)が創建(開基)。本尊は阿弥陀如来。1500坪の境内には「本堂」、「客殿」、「会館」があり、服部氏の菩提寺である「本堂」の裏手には「正成」をはじめ「服部一族」の墓がある。また正成が守役を務めた徳川家康の長男「信康」の供養塔が建てられている。服部半蔵の持槍が寺宝として所蔵されている。「半蔵門」という地名は服部半蔵から来ているが、かってこの一帯は寺町として栄え、中でも当寺は新宿の歴史ある寺院の一つに挙げられている。(1604)










