相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

五千本桜が丘陵斜面を覆う「都立滝山公園」

2016-04-08 18:37:13 | 公園・庭園
八王子市北部を流れる多摩川と秋川の合流地点の南側に、自然豊かな雑木林に覆われた加住丘陵が広がり、この丘陵の中心部にある「都立滝山公園」には5000本もの桜の木があり今の春先には薄紅色の桜の花が丘陵斜面を覆うように咲く様から「都内有数の桜の名所」というキャッチフレーズに誘われて今年最後の桜の花見、撮影に足を運んだ。標高約160mこの丘陵一帯は戦国武将「小田原北条氏一族」の居城「滝山城」があった場所で現在は国指定史跡としての「本丸」や「二の丸」そして「千畳敷」など滝山城址の遺構が残っている。4/2にさくら祭も終わり、昨日の風と雨で花びらも大分落ちてしまったみたいだが、「中の丸広場」と「家臣屋敷の南から馬だしの東側の丘陵」にはまだ満開時の「桜の絶景スポット」としての名残が幾分残っていた。中世の山城に思いを馳せながらの桜花観賞であった。(1604)


















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町田市屈指の古い仏像が存在する「野津田薬師堂」

2016-04-08 15:23:47 | 寺院
町田市野津田に新東京百景、日本の歴史公園100選に選定、東京都指定名勝に指定されている「薬師池公園」の西方に「野津田薬師堂」はある。薬師池から梅林の脇を進むと、間もなく赤い奉納幟が建ち並ぶやや急こう配の参道(石段)が立ちはだかる。ゆっくり上って行くと正面奥にいかにも重厚感溢れる入母屋造りの「野津田薬師堂」(明治16年=1883再建)が建っている。伝では天平年間(729~749)に行基が開基、元亀4年(1576)に僧興満が再興し「福王寺薬師堂」と称した。本尊は薬師如来である。薬師様の脇仏として右に日光菩薩様、左に月光菩薩様、さらに右側と左側に6人づつの神様、全部で15体の仏像が祀られている。 当薬師堂は「武相寅薬師」の札所であり12年に一度「薬師如来坐像」の開扉が行われる。堂内の天井絵は「明治丁酉(30年)二月之浣、狩野信矩筆」。参道脇に天蓋のように枝葉を広げる大イチョウは町田市名木百選となっている。(1603)














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