菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

総選挙の結果をどう見る④どのように共闘の発展・強化をはかるか

2021年11月13日 06時33分23秒 | 国政
日本共産党議員団総会のあいさつから

総選挙の結果をどう見る④
どのように共闘の発展・強化をはかるかか


 それではどのように発展強化をはかるか。
 選挙後の常任幹部会の声明では、野党共闘の成果を確認するとともに、次のように、率直に「今後の課題」について述べました。
 「同時に野党共闘は、今後の課題も残しました。とくに、野党が力をあわせて、共通政策、政権強力の合意という共闘の大義・魅力を伝えきれなかったことが、自民の補完勢力=『日本維新の会』の伸長という事態を招いた一因にもなりました」
 選挙期間中、野党共闘に対して、自民、公明、維新などは、激しい攻撃を加えました。私は、それ自体が、彼らがいかに野党共闘を恐れているかー共闘の威力を証明するものとなったと思います。ただそうした攻撃に対して、野党が力を合わせて、共同の反撃の論陣を張るまでにいたらなかったことも事実です。
 「共闘の大義・魅力を伝えきれなかった」という点で、共闘態勢の構築がおくれたことは、大きな弱点となりました。共通政策の合意が9月8日、政権協力の合意が9月30日、選挙協力の合意は解散前の10月13日でした。共通政策の合意と政権協力の合意は、それぞれ画期的な内容であり、大義もあれば魅力もあるものでしたが、さまざまな攻撃を打ち破って、それを国民に広く国民に伝えるには、一定の期間がどうしても必要でした。 共闘態勢の構築が選挙間際までおくれたことも、大きな反省点です。
 日本共産党は、ともに選挙をたたかった他の野党のみなさん、市民連合のみなさんと、市民と野党の共闘がどういう成果を上げたか、どういう課題を残したか、今後どう発展させるべきかについて、胸襟を開いてよく話し合い、前向きの認識と今後の方向を共有するために、全力を尽くしたいと表明するものです。
(おわり)


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