菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

「首相の改憲に忖度した」大島衆院議長発言で国会紛糾の余波

2019年10月08日 08時03分51秒 | 国政
 昨晩も、ラジオNHK放送の深夜便を聞きながら布団に入った。ところが、聞こえてくるのは「あの甲高い聞き覚えの声」それも国会でのムキになっての答弁だけに、力んでいる。いっそう耳障りになっている。深夜便のアンカーは、日中の番組より、トーンを落として、眠りの邪魔をしないように、やさしく語りかけている。

 それが「あの甲高い声」、なんで夜中今ごろ、国会中継を入れているのだろうかと思いながら、あの聞き苦しい声では、寝付かれない。すぐに終わると思ったら、30分たっても終わらない。遂に、頭にきて、スイッチをきってしまった。

 今日のしんぶん赤旗によると、どうもその元凶は、大島理森衆議院議長の発言にあったようだ。議長は、「中立公正」が建前だが、あまりそれを貫くと、「安倍首相の改憲の願い」が進まない。参院選後は、安倍首相の懐刀の萩生田光一氏から「有力な方を議長おいて、憲法改正シフトを国会が行なっていくのは極めて大事」との発言が出る始末だった。

 この萩生田発言に怖じ気づいたわけだろうか、大島氏の地元青森県の地元パーティーで、「国民投票改定案は約2年間議論をしている。この臨時国会で結論を出してほしい」と発言をしていたのです。

 野党側は、この発言を問題にし、「国会開会が1時間25分も遅れてしまった」とのことです。中立公正であるべき議長が、事前に、議事の審議・運営に関する発言をしてしまえば、まともな国会審議が保障されません。野党が怒るのがあたり前です。
 三権の長たる議長までが、行政の長の発言に呼応してしまっては、三権分立も極まれりです。

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