今日の東京新聞は、「本音のコラム欄」で、森友問題でかげで働いた佐川氏などの出世を叱っています。紹介します。
みんな密かに出世!
三木義一
「ご隠居、珍しく週刊誌を食い入るように読んでいますね?」
「おお、週刊文春6月26日号がとてもいい記事を載せておる」
「ヘえ~、『玉木「次なる爆弾』ってやつ?」
「そんなの関心無い。問題は『財務省の大罪・佐川宣寿が自民親密企業の顧問になっていたか』という記事だ。
「ああ、あの佐川さんの話ですかい。森友問題で安倍首相周辺の疑惑の隠ぺいを巧みに行い、なかなかいいじゃないかと彼らに寵愛され、国税長官になtったかたですね」
「あの森友事件で処分の対象になった官僚は約20人。その筆頭だ。その彼が謹慎していると思ったら密かに、自民党の窓口に献金している企業『新日本科学』の顧問になっていたという」
「へえ~、東大出て役人になると、安い給料でばか政治家にへいこらさせられるのだから、せめて退官してから、美味しい天下りが欲しかったんでしょうね」
「ばっかも~~ん」国民がその程度にしか怒らないから、権力者の犯罪省として抵抗できない状況が続くんじゃ。関係者はみな出世し、佐川の次に悪かった中村稔氏は『国税庁No3だと」
「ご隠居だったらどうするんで?」
「財務省職員に減給、関係した者は懲戒解雇、天下り先無し、こうでもしないと財務省は治らん。何をしても無罪省だ。
(青学大名誉教授)