菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

2024年6月議会速報⑤  市街化区域農地の税金は20倍高いのか

2024年06月18日 21時31分34秒 | 地方政治
2024年6月議会速報⑤ 

市街化区域農地の税金は20倍高いのか
 
菊池議員の質問

 土地には、「都市計画法による区分」「市街化区域」「市街化調整区域」「非線引き区域」があり、その違いにより、農地地にかかる税金がちがってきます。その違いについて伺います。

まず1点目。市街化区域、市街化調整区域、非線引き区域の区分は、
誰が、どこで、どういう形で決めたのでしょうか。

次に2点目。市街化区域の農地と調整区域の農地は、「平均して20倍
の税金を払ってきた」と、昨年12月議会の議事録には書かれて
います。専門家の市職員に聞くと、市街化区域でも、大和地区
と岩瀬地区では違う。同じ大和地区でも、土地の位置(県道に面
しているか、どうかで)で違うと聞きました。どれが正しいので
しょうか。

次に3点目。お隣の八郷町(現・石岡市)は。非線引き区域で、どこ
にでも家が建ちます。その一長一短あると思うのですが、どう考
えればいいのでしょうか。

次に4点目。現在、農地でありながら20倍もの税金を押し付けられているーこれは「社会的正義」に反しているとも、議事録には載っています。私は、この考えには首をかしげるものです。市は、どう考えるのですか、伺います。

総務部長・建設部長の答弁

・線引きの権限は都道府県にあります・
・土地の評価は国の基準でおこないます。地目によって評価額は違い
ます。市街化区域農地と一般農地は、評価方法が異なります。一般
農地に比べると評価は高くなりますが、一概に何倍高いとは言えま
せん。
・線引きの理由は、2分することにより、効率的な公共投資ができま
す。開発行為の混在を防いだり、劣悪な宅地の発生を抑止できます。
平成20年代に線引き廃止に取り組みましたが、県の同意が得られ
ませんでした。

菊池議員の再質問・・・具体的な例をあげて再質問します

その1.同じ市街化区域の農地であっても、岩瀬地区富士見台と大和
地区本木の農地では、富士見台の農地の方が税金は高い。イ
エスか、ノーでお願いします。

その2,同じ市街化区域の農地であっても、県道の付近の農地と遠
く離れた農地では、県道に近い農地の方が税金が高い。

その3.桜川市のように市街化区域と市街化調整区域で線引きした自
治体と、お隣の八郷町のように線引きをしない非線引き自治
体もあります。どちらの対応が正解だったのか。

総務部長・建設部長の答弁

・富士見台と本木の農地では、富士見台の方が高くなります。
・同じ市街化区域の農地では、県道沿いの方が高くなります。
・線引きの「良し悪し」を結果論として評価するのは、難しいとこ
 ろです。
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