菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

共謀罪・モリカケ疑惑・憲法9条改訂発言の街頭演説原稿を紹介します。

2017年06月18日 18時15分52秒 | 議員活動

 2017年夏のキャンペーン (共謀罪成立後)
      2017年6月17日作成・改定

 ◆日本共産党の市会議員・菊池伸浩です。この場所をお借りしまして、日本共産党の政策の訴えをさせていただきます。
 
 6月15日未明、自民・公明・維新の3党は、共謀罪法案の強行採決を行いました。しかも、これは委員会採決を省略して、本会議にかけるという、異例・違法な方法です。国会審議は、委員会で審議・可決してから本会議に上程し、採決するのがルールです。それを「中間報告」をしてすますという、そして、審議の一方的にうちきるという、乱暴極まる方法で、共謀罪を強行したことに、怒りをこめて抗議するものです。
 
 共謀罪法案の最大の問題は、「心の中」まで処罰する憲法に違反する法律であるということです。「何を考え、何を相談するかは、人間の自由です。心の中で考えたことが処罰の対象になる。こんなことはゆるされるものではありません。具体的な行為があってはじめて処罰するという刑法の大原則を根本から覆すものです。思想・良心・内心の自由を保障した憲法19条に違反した文字通りの違憲立法だということです。第二は一般の人が処罰の対象になるということです。政府は、「組織的犯罪集団」を対象にすると説明していました。しかし、参議院の審議では、環境保護団体や人権保護団体を「隠れみの」にしている場合は、処罰されることがありうると言い出しています。
「数の暴力」で強行されたからといって、そのままにしておくことはできません。共謀罪法を廃止する新しいたたかいを全国で起こしていこうではありませんか。

 ◆今の安倍政権の大きな問題に、森友学園による疑惑、獣医学部新設をめぐる加計疑惑があります。これは「モリカケ」疑惑と呼ばれています。これは権力による国政の私物化です。森友学園疑惑の核心は、8億円にものぼる国有地の値引きがどのようにして行われたかです。総理夫人の関与が極めて濃厚です。それにも関わらず、安倍首相は、総理夫人の証人喚問を拒否し続けています。もう一つの加計疑惑は、獣医学部新設をめぐって、「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」という文書が明るみに出ています。安倍首相は「岩盤規制に穴をあけた」と胸を張っています。しかし、このあけた穴は誰のためにあけたのか、加計学園のためにあけたのか、安倍首相の腹心の友ためにあけた穴であったのか、このことが問題となっているのです。安倍政権による国家の私物化を許さないためにも、2つの疑惑、「モリカケ疑惑」を徹底的に解明していこうではありませんか。

 ◆もう1つの大きな問題は、安倍首相が憲法9条に手をつけようとしていることです。内閣総理大臣が5月3日の発言のように、あからさまな憲法改定を、期限まできめて宣言することが許されるでしょうか。安倍首相は、憲法9条1項、2項を残しながら、「自衛隊を3項に明文で書き込む」と発言しています。これは、単に存在する自衛隊を憲法上追認することに止まりません。文字通り無制限の海外での武力行使を可能にすることになります。自衛隊が憲法9条に明記されたら、たとえ9条2項が残ったとしても、「交戦権はみとめない、戦争はしない」文言が残ったとしても、死文化、空文化することにつながります。
国民の目、耳、口をふさぐ秘密保護法、物言えぬ監視社会をつくる共謀罪、安保法制=戦争に続く憲法9条の改定の企て、「海外で戦争する国」への暴走を、これ以上続けさせるわけにはいきません。

 今回の事態を踏まえ、共産党・民進党・自由党・社民党の野党4党は、党首会談で、「安倍政権下での憲法9条の改悪に反対する」ことを確認いたしました。立憲主義を平気で壊す安倍政権には憲法を変える資格はない。この一点で野党は固く団結しています。来たるべき総選挙で、野党と市民の共闘を必ず成功させ、安倍政権を打倒し、憲法が生きる新しい政治をつくるために、日本共産党は全力をつくしてまいります。

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共謀罪法案の強行採決に怒りをこめて街頭演説再開

2017年06月18日 17時59分14秒 | 議員活動

 一昨日6月議会も終わりました。上曽トンネル建設に市の合併特例債(市の借金)活用する議案も、残念ながら、反対少数(賛成13、反対4)で否決されてしまいました。この経過を掲載した「新しい桜川」の原稿も出来上がり、明日の朝、一番で入稿できます。

 6月4日以後休止していた「共謀罪法案反対の街頭演説」。その間に、強行採決されてしまいました。強行採決されたからといって、このまま放っておくわけにはいきません。

 強行採決に抗議し、安倍政権の「モリカケ疑惑」隠し、さらには、憲法9条改定発言の真相を訴える原稿を作り直し、街頭演説再開しました。

 今日は、いままで演説していなかった大和地区本木に行きました。ちょうど、雨引観音の紫陽花が見ごろを迎えていますので、自動車がひっきりなしです。

 そこで私も雨引観音へもいってきました。

 

 第二駐車場も車で一杯でした。

 

 本木で、一昨日の雹害の話も聞くことができました。大和の前原、真壁町の谷貝地区よりは少なかったようですが、やはり被害は相当でたようです。
 本木地区の演説は11か所できました。

 


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6月議会報告 議案第35号 いこいの家廃止について

2017年06月18日 06時54分41秒 | 地方政治
 
 議案第35号 いこいの家廃止について
 
 菊池議員の質問
 
 これから古い施設の解体がいろいろ提案される時代に入ってきます。ちなみに今回のいこいの家(旧大和村時代に設置、大和庁舎北側ある271㎡の建物)の解体はどのくらいかかると見込んでいるのですか。
 
 保健福祉部長の答弁
 
 今すぐには解体しませんが、2業者に見積もってもらったところ、約800万円と約1000万円との回答をいただいています。

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6月議会報告 一般会計補正予算から②台山高森工業団地共同給水施設井戸整備補助金1497万円

2017年06月18日 06時50分53秒 | 地方政治

 台山高森工業団地共同給水施設井戸整備補助金 1497万円

 菊池議員の質問
 
 今回、井戸整備補助金を1500万円近く出すことになっていますが、市の水道水を現物で投入する場合と今回のように井戸整備で補助する場合では、企業にとってはどちらが有利なのでしょうか。  
 
 私のえた情報では、桜川より東側では、岩盤が硬くて深井戸が掘れない、西側では掘れると聞いています。今回、福泉の大池に井戸を掘るわけですが、大国玉福泉になり、地下水規制区域(県西用水5:地下水5)になっているのではないか。また、規制にひっかからないとしても、十分な水を確保できるとの保証があるのでしょうか。

 上下水道部長の答弁

 台山には企業管理の共同給水施設があり、この施設を整備した方が上水道使用料の負担が軽減されることで生産原価のコストダウンにつながります。また、市としても、高久配水系の水事情が改善されることになります。
 井戸設置予定地は、大国玉福泉にある旧岩瀬町の飛び地(上野原地新田)になっており、地下水規制は受けない所であります。地下水は十分期待できる場所です。

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6月議会報告 一般会計補正予算から①バス運行委託料2438万円

2017年06月18日 06時47分32秒 | 地方政治
 
 バス運行委託料 2438万円

  菊池議員の質問

 10月1日から、広域連携バスを岩瀬駅前まで延ばす計画のための増額との説明でした。過疎のため、交通弱者のための足の確保の重要性は、私も認識しているつもりです。しかし、現行の真壁庁舎から筑波山口の運行も、1便平均2名にならない現状です。期待していた真壁のひなまつり期間も、1便平均2・6人でした。
 
 今回、真壁~岩瀬間も実施するとのことです。岩瀬の方々に伺うと、とくに真壁に行く用はあまりない。どちらかというと、デマンドタクシーを充実してほしいという声が多い印象です。
 
 今回も、実証実験ということすが、実験というからには、撤退の条件も考えなくてはなりません。今のやり方を見ていますと、なし崩し的に、継続をされるのではないかと、心配しています。実証実験というからには、どのような場合は継続し、どのような場合は取りやめるのか、判断の基準を示していただきたいと思います。
 
 市長公室長の答弁
 
 現在の利用状況は1・8人/台で多いとはいえません。しかし、利用者は交通弱者の利用が顕著です。10月からはフリーパスの導入など学生利用者の支援を計画しています。
 バスの将来の運行計画の判断は、単に利用者数のみで判断するのではなく、「市地域公共交通会議」で検討してまいります。


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