最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

スーパーコンピュータ「富岳」を用いてGraph500の世界第1位を獲得 -9期連続、ビッグデータ処理で重要なグラフ解析性能で首位-

2024年05月14日 20時52分17秒 | Weblog

スーパーコンピュータ「富岳」を用いてGraph500の世界第1位を獲得

-9期連続、ビッグデータ処理で重要なグラフ解析性能で首位-

理化学研究所、東京工業大学、株式会社フィックスターズ、日本電信電話株式会社、富士通株式会社による共同研究グループは、スーパーコンピュータ「富岳」[1]を用いた測定結果を大幅に向上させ、大規模グラフ解析に関するスーパーコンピュータの国際的な性能ランキングである「Graph500」のBFS(Breadth-First Search:幅優先探索)部門において世界第1位を獲得しました。「富岳」としては9期連続で世界第1位となります。

このランキングは、現在ドイツ ハンブルクのコングレス・センター・ハンブルクおよびオンラインで開催中のHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング:高性能計算技術)に関する国際会議「ISC High Performance 2024」に合わせて、Graph500 Committeeからホームページにて発表されます。

大規模グラフ解析の性能は、大規模かつ複雑なデータ処理が求められるビッグデータの解析における重要な指標です。共同研究グループは、「富岳」を用いた大規模グラフ処理技術の開発を引き続き進めていきます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Meta、大規模言語モデルの最... | トップ | IntelがNVIDIAに対抗して発表... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事