今年度の科研費での計算機の選定を行っている。サーバタイプのマシンにする予定だが、例えばデュアルコアやクワッドコアの Xeon 用のマザーボードはインテル 5000 チップセットを用いている。5000P だと PCI Express x16 をサポートしていないので、PCI Express は 8x が 1本、4x が 3本といったような構成になっていて、ビデオチップは ATI ES1000 のようなものが入っている。このビデオチップの性能だとサーバの設定用に用いるぐらいの性能しかないので、たとえクワッドコアの Xeon と 16Gbyte のメモリがあってもワークステーションとして用いることは出来ない。PCI Express の 8x (2Gbyte/sec.)は 10GbEなどに使ったりするので、ビデオカードを増設しようと思うと 4x のレーンに入れるしかない。4x でも多くの用途では十分な性能が出るだろうが、全体的にはアンバランスな感じがする。いずれクラスタ計算機としての使用を終えたときでも、やはりワークステーションとしては使いにくい。
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