最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

OPT クラスタの変更

2006年01月30日 14時27分01秒 | Weblog
トラックバックの二つの記事にもあるように、産総研の大規模グリッド実験にこちらのクラスタを参加させるための設定の変更を行った。こちらの計算機管理には致命的な欠点があるので、1号館ではなく9号館のクラスタ計算機の方を参加させることにする。
我々の今までの管理方針では、クラスタ計算機は全てローカルIPを持たせて、一度グローバルIPを持つフロントエンドのマシンにログインしてから、クラスタ計算機にログインするという二段階ログイン作業を行っていた。やや面倒ではあるものの、この方が安全であるし、何よりも我々の今までのアプリケーションでは、この設定で特に不自由を感じていなかったのも事実だ。あとは先ほども書いたように、何と言っても計算機管理の問題があったのも大きな理由の一つだ。
そこで、クラスタの NFS & NIS サーバーにグローバルIPを持たせて、今まで Gateway 的な役割をしていたマシンをクラスタ計算機に参加させるという作業をおこなった。しかし OS を Fedora Core 3 から 4 にバージョンアップするという必要もあったので、実際には一からクラスタ計算機を構築するのとあまり変わらない手間になった。
今後は、Globus 4.x や Ninf-G, SGE(Sun Grid Engine)などをインストールするのだろうが、これは創夢の方に任せることにしよう。とりあえず PC 5 台, 10 CPU, 20 コアの陣容になる。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 入試志願状況 | トップ | 卒論発表と試験監督 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事