最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

日本がこれから世界に起こすイノベーション

2020年01月22日 21時47分23秒 | Weblog
日本がこれから世界に起こすイノベーション
- データ駆動型サイバーハイウェイ構想と国産巨大データインフラの構築 -


講演概要
データ駆動型サイバーハイウェイ構想では、わが国が主導してTPP/ ASEAN経済圏において、今後のデータ駆動型社会における「安心・安全な大容量・高速サイバーネットワーク」「安心、安全、高性能な計算能力基盤」「高度なデータ価値」などを提供することも目的とする。本セッションでは日本主導のクラウド基盤構築とビジネスサービスの新規展開について議論していきます。

講演者情報
インテル株式会社 代表取締役社長
インテルコーポレーション セールス&マーケティング統括本部 副社長
鈴木 国正 氏

横浜国立大学経済学部学卒業後、ソニー株式会社に入社。ソニー在職34年間でVAIO事業本部本部長、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)副社長、ソニーモバイルコミュニケーションズ社長兼CEOなどさまざまな要職を歴任し、経営手腕を発揮。また、ソニーアルゼンチン社長やソニー・エレクトニクス(米国)EVPなど、豊富な海外での業務経験を持つ。
2018年11月、現職に就き、インテルのPC事業の健全な安定を図るとともに、近年進めているデータ戦略の取り組みを加速化。重要市場である日本でのインテルのさらなる成長に向けコンピューティング、IoT、5G、AI(人工知能)事業の進展を指揮するとともに、日本企業の戦略に寄り添いながら、今後本格化する日本企業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を支援し、新たな成長への貢献を目指す。


経済産業省
製造産業局 宇宙産業室長
浅井 洋介 氏

平成10年に通商産業省(現:経済産業省)に入省、大臣官房秘書課、在エジプト日本大使館、防衛省国際政策課、安全保障貿易管理政策課等を経て現職。日本の宇宙産業の市場規模拡大、競争力強化に向けて、宇宙機器の研究開発支援、衛星データを様々な分野で利用できる環境の整備などに携わっている。


ソフトバンク株式会社 IoT & AI技術本部 本部長/
ソフトバンクロボティクス株式会社 取締役
丹波 廣寅 氏

日本デジタルイクイップメント(現HPE)、Openwave、Aicentを経て、2004年Vodafone(現ソフトバンク)に入社。コンシューマー・法人関連向け企画、プログラムマネジメント部門などを担当後、移動機の戦略・企画・開発・検証・品質管理・技術的検討を行う部門の本部長を担当。現在はIoT & AI技術本部の本部長を担当し、新規ビジネス・顧客の獲得や、新しい技術の獲得・実現、先端のビジネスモデルを実現する新規パートナーの発掘などを行っている。


九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所 教授/
産業技術総合研究所 人工知能研究センター 特定フェロー
藤澤 克樹 氏

数理・情報系の研究者。最適化理論からアルゴリズムそれにスパコンを使った大規模計算までを専門とする。近年では数理最適化, グラフ探索や深層学習などの手法を用いて大規模な産学連携を推進している。Graph500ベンチマーク世界1位(2014-2019), 文部科学大臣表彰科学技術賞(2017)など受賞多数。現在, 九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所 教授及び産業技術総合研究所人工知能研究センター(AIRC)特定フェローなどを兼任。
コメント
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