東海道新幹線の保守用車脱線事故、GPS応用の接近警報装置は「動作していた」
JR東海は2024年7月22日に東海道新幹線で保守用車同士が衝突、脱線した事故に関して、保守用車の事故防止対策として導入していた「新幹線保守用車接近警報装置」は所定通りに動作していたと明らかにした。同装置により、保守用車が他の保守用車に近づいた際には警報が鳴動し、減速しなかった場合は自動でブレーキが動作する。事故車ではこの警報と自動ブレーキがともに動作し、さらに運転者が手動ブレーキを操作したが、何らかの原因で減速しなかったという。