最適化問題に対する超高速&安定計算

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SDPA Online Solver における SDPA, SDPARA の自動選択機能

2008年07月06日 04時34分33秒 | Weblog
ユーザが SDPA Online Solver を通じて SDP を解きたい場合には, 1 : 実行するソフトウェア(SDPA, SDPARA, SDPARA-C), 2 : 使用する CPU (コア)数の選択を行う必要がある.しかし,これらの選択はユーザには判断が難しいので,入力した SDP の特性(行列のサイズ, 制約式の数, 非零要素の数)などから自動的にソルバーやパラメータを選択する機能が存在するのが好ましい. SDPARA-C は特殊な疎性を持つ場合のみに有効なので,ここでは SDPA と SDPARA の自動選択機能についていろいろと試している。何となくと言うといい加減なようだが、ある程度の精度で自動選択が出来るだろうという感覚を持った。もうすぐ(7月中旬)に 1TFlops 級のクラスタ計算機が導入されるので、これで検証する予定だが、皆で使う数十TFlops のスパコンよりも、独占できる 1TFlops のクラスタ計算機の方がいいです。
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