最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

自作ブランド History

2007年06月19日 09時48分18秒 | Weblog
PC fan の 7/1 号に自作ブランド History という特集があって、二大 CPU メーカ(Intel と AMD)、及び二大 GPU メーカ(NVIDIA と ATI)のこれまでの歴史が触れられている。これまでの歴史が年表になって載っているので貴重な資料である。ずっと CPU のトップメーカで順風満帆のように見える Intel でも過去には Pentium の浮動小数点演算のバグ問題や Windows 32bit への移行の遅れによる Pentium Pro の 16bit コードの速度の問題などがあった(Pentium Pro は 32bit 実行用にチューニングされていたので、16bit コードの実行が遅かった)。また Pentium III から高クロック路線の Pentium IV に移行しながら、Core Duo あたりから低電力、低クロック路線に戻している。路線が間違っていると思ったらすぐに修正するところが Intel の強さの秘密なのだろう。
それにしても、いつの間にか GPU メーカはほぼ二つしか見なくなってしまった。S3、Trident、VideoLogic、3dfx、CirrusLogic、Matriox など一時期激しい競争を繰り広げていたメーカも多くが消えてしまった。個人的には S3 86C911(Diamond Stealth)、ATI Mach32、Matrox Millennium などがいまだに強い印象として残っている。
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