最適化問題に対する超高速&安定計算

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Fedora 7 と 仮想マシン

2007年06月03日 01時54分45秒 | Weblog
Fedora 7 の正式リリースと共にダウンロードした人は世界的にも多かったようで(データは持ってないが)、しばらくは Fedora 7 がアップされていたサーバは随分込んでいたようだ。最新のハードの上では最新の OS しか動作しないが、バイナリでしか配布されていないパッケージは古い OS 上でしか動作しないということは良くある。また反対にホスト OS を変更したくない、あるいは変更できないが別の OS を使用したいという需要も多く存在する。これらが最近の仮想マシンブームの理由になっている。
Fedora 7 のカーネルは VMI(仮想マシンインターフェイス)に対応しているので、例えば Windows XP + VMware Workstation 6.0 を用いて、ゲスト OS Fedora 7 を動作させると準仮想化(疑似仮想化:パラ・バーチャライゼーション)機能によって、ネイティブ Fedora 7 と同等の性能が得られるようだ。今後は Intel VT や AMD-v などの機能によってさらなる高性能化も期待されている。
ちなみに VMware Workstation 6 の新機能については、こちらに解説されている。
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