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いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

庭の木々たちも冬支度・・・いわき

2013-11-22 08:14:56 | 庭の花

庭の梅の木も冬支度。
来年も実がなるように肥料を。


柿の木も
すっかり冬支度。
いわきもすっから冬の景色になってきました。


家の中は「カニサボテン」が次から次に咲き始めようと。
カニサボテンと思ってきましたが、
「シャコバサボテン」のようです。
シャコバサボテンは葉の先がギザギザになっているとか。
似ているので区別がつかない。

今日のいわきは
晴天です。

昨日は
年1回の胃の内視鏡検査。
つらいがしょうがない。
検査の結果は
異状がないとの結果に一安心。

今週は図書館にこもりきりだが、
本を借りに来る方は多い。

毎日めくるのが楽しみな
日めくりカレンダーも残り少ない。
ランダムに今月のものを。

☆言葉は心の使い
☆弘法筆を選ばず
☆政をなすは人にあり
☆惚れた病に薬なし
☆上手の手から水が漏れる
☆上には上がある
☆後悔、先に立たず
☆医者と味噌は古いほどよい
☆小さく生んで大きく育てる
☆親の背を見て子は育つ
☆玉磨かざれば光なし
☆三つ子の魂百まで
☆虎穴に入らずんば虎子を得ず
☆自慢は知恵の行き止まり
☆何でも来いに名人なし

古の言葉に
感じるものがあります。
自戒しないと。

遠方から
婿が来るので、
そば打ちの準備を。

 

 


坂本紙店さんも新築中・・・平一町目界隈

2013-11-21 08:24:00 | 日記


3.11の地震では
平の一町目・二町目は思っていた以上に被害は大きかったようです。

江戸時代、
現在の道路が掘割だったようですので
地盤が弱かったと思われます。

解体工事が進み、
更地のところが現在多い。
まだ解体予定地もあるようです。

その中で
伝統ある坂本紙店さん(ラトブで現在一部開業中)が
上記写真のように新しいお店を新築されています。
新築工事の音は気分がいいものです。

早めの開店が待たれます。

文具類は
坂本紙店さんを利用していたものですから。
「蕎麦」を包む紙も。

歩いてみますと
少しづつ
新しいお店も建つような気配です。
新しいお店ができ
人の賑わいがほしいです。

今日は
いのしし恒例の
胃の内視鏡検査です。

十年、毎年一回検査をしていただいています。
Oクリニックさんでしていますので、
パソコンで、
自分の履歴を先生と確認できるのがいいです。

朝の食事ができないのがつらい。


私の実践経済学・・・高橋亀吉著を読む・・・ファイナンス研究会

2013-11-20 09:44:53 | ファイナンス研究会

私の実践経済学。
1976年発行されて2009年で27刷。
良く読まれているのがわかります。
昭和52年に亡くなられているのですから、
学者冥利に尽きます。
このような経済学の本は少ないともいえます。


高齢者が多いので、講師の安達先生が
コピーを拡大してくれました。
ありがたいです。

昨日
ファイナンス研究会の今月2回目の講座。
10月から月2回目の講座は
来年3月まで6回にわたり
高橋亀吉著
「私の実践経済学」を学ぶです。

講師は
安達正紀先生(福島県金融広報委員会アドバイザー)でした。

116回目の講座になります。

私の実践経済学・・・・高橋亀吉著を読む

経済学・学者の診断は
当たらないことで有名なのですが、
高橋亀吉さんは
大正から戦後まで
よく当たる経済評論家・学者として名をはせた人で、
他の方の説から論文を書くのではなく
現実の社会から自分の頭で書くのが高橋流。

当然引用はほとんどない。

今回は2回目。

1.3講:国内要件と国際要件とを峻別して常に考察せよ

①経済変動の二大潮流・・・国内と国外

②アメリカ的物価観と日本のそれとの異同の重大性

③日本経済の動向診断では国際要因が特に重大

2.4講:経済統計応用上の読み方と着眼点

①目先の流れよりも根本的な流れをみよ

②最新の統計でも現実より数カ月遅れたもの

③統計数値の危険な落とし穴

3.6講:経済基盤の変革と経済現象の意味の一変

①従来の見方を急転換せねばならぬ場合

②当面の現象は
 虚像であるか実像であるかの判別が重要

今回はここまでですが、
上記の項目内容で、
具体例が書かれていますので、
胸がすかっとするほど面白い講義となりました。

政府等の間違いの例は
約40年前と変わらないのに驚かされる。


現在の経済を見る時にも大事な視点を学ぶことができました。

安達先生
丁寧なレジメありがとうございました。


大陶器市が開かれています・・・いわき

2013-11-19 13:17:17 | 日記

毎年恒例の大陶器市が
25日(月)まで開かれています。


今回は
陶器だけでなく御菓子類・健康食品・料理用だし関係・

漆器・唐木家具・金物まで楽しめる内容です。


日用品から人間国宝の作品まで幅広く
見ているだけでも楽しいです。

午前中は
ファイナンス研究会で、
「高橋亀吉」の経済学の2回目でした。

全国
大陶器市開催。

11月16日~11月25日(月)
21世紀の森公園にて

例年雨にたたられるのですが、
今年は好天のようです。

日曜日に
配偶者と2時間ほど目の保養をしてきました。

全国の産地から
窯元の商品が勢ぞろいする市なので
楽しいです。

いのししは
常滑焼・美濃焼・益子焼などが趣味なのですが。

3.11の地震で
ガラス類などかなり割れてしまったので、
あまり購入意欲はわかないが
見るのは好きなので
毎年足を運んでいます。


認知症を考える・・・いわき明星大学公開講座より

2013-11-18 10:29:33 | いわきの講演会

講演中の田島先生。
難しいミクロの世界を
画像で分かりやすく説明いただきました。


通院患者数の中の認知症患者の占める割合について
・・・厚労省統計より


記憶では海馬(かいば)が大事。


神経細胞の年齢変化について。


認知症と加齢によるもの忘れの違い。


認知症の基準とは。

認知症を考える
アルツハイマー病研究の現状~

講師は
田島 祐久先生(いわき明星大学薬学部准教授)でした。

11月16日いわき明星大学公開講座より

130名を超える大勢の方々が聴講されました。
関心の高さを表しているようです。
レジメもP67で写真はカラーとわかりやすかった。

1部:認知と記憶

2部:アルツハイマー病治療薬の現状と展望

1部:

1)①認知症とは

②要介護者の原因疾患・・・平成22年度国民生活基礎調査より
③脳血管疾患(脳卒中)・・・24%
  認知症・・・・・・・・・・21%と高い。

④ 要介護5大要因の推移・・・脳血管疾患は下がりつつあるが認知症は増える傾向に。

⑤ 通院患者数の中の認知症患者の占める割合
  男性では40%、女性では60%を占める(70~79歳で)・・・厚労省統計で。

2)脳の構造と機能・・・動画も取り入れて

①脳について

②大脳皮質は4つに分けられる

③脳は部位によって働きが決まっている

④記憶と学習の中枢・・・海馬(かいば)

⑤記憶に必要な脳内部位

⑥神経の伝達

⑦神経とグリア

⑧神経は1本で働いているのではない
 神経を乗り換えるところで「シナプス」という構造を形成する。
 多くのシナプスの間では「神経伝達物質」が信号伝達の中心。

⑨主な神経伝達物質

⑩アセチルコリン
  記憶の中枢は海馬

海馬と前頭前野が記憶形成に重要である。
  記憶の形成に重要な神経伝達物質は
 コリン作動性神経から放出されるアセチルコリン。

3)記憶とは

 ①記憶の過程
  記名(符号化)→保持(貯蔵)→想起(検索)→忘却

 ②記憶の種類

 ③感覚記憶とは

 ④短期記憶

 ⑤長期記憶

を話され、結論として
記憶には感覚記憶、短期記憶、長期記憶が存在。
海馬から大脳皮質の経路、特に前頭葉への経路が重要。
その経路にはコリン作動神経(アセチルコリン)がかかわっている。

2部:

1)認知症とアルツハイマー病

 ①神経細胞の年齢変化
  海馬も前頭前野も加齢により神経や神経活動が減っている・・・残念だが。

 ②加齢によるもの忘れと認知症
  だれでも年を取ればもの忘れが多くなる。
   では、加齢による記憶障害と認知症とは何が違うのか?

 ③認知症の基準

 ④認知症と加齢によるもの忘れの違い
  ・記憶障害の他に認知機能障害(失語、失認、失行、実行機能障害)が?
  ・日常生活に支障が?
  ・悪化が見られない(年相応)
  
  少なくともこの3つが認められないと認知症とは診断されない。
  どれか一つでもあてはまらなかったら認知症ではない。
  すなわち加齢によるもの忘れとなる。

 ⑤認知症とは・・・アルツハイマー型認知症が46%を占めています。

 ⑥アルツハイマー病とは

  ⑦アルツハイマー病の現状

 ⑧認知症(アルツハイマー病)判定テスト・・・参加者に実験を。
  ここに参加される方は問題なかった。

 ⑨アルツハイマー病の病理学的所見・・・正常とアルツハイマー病を画像で。
  老人斑の出現、神経原線雑変化、脳の委縮が。

 ⑩家族性アルツハイマー病遺伝子の発病原因

 ⑪老人性アルツハイマー型認知症の原因・・・まだわかっていない
  危険因子としてあげられるもの

☆年齢とともに指数関数的に上昇する。
☆アポリタンパク質E4・・・脂質代謝に関係
 このたんぱく質を持つ人は」アルツハイマー病になる確率が3倍と。
☆高血圧・喫煙・高脂血症など。
☆食習慣・運動・知的活動など。

⑫アルツハイマー病の原因仮説
・・・現在までアルツハイマー病の原因はわかっていない。
☆コリン学説
☆アミロイド仮説

3)アルツハイマー病治療薬

現在使われているもの4種類

☆ドネペジル(アリセプト)・・・アセチルコリンエステラーゼ阻害剤
☆リバスチグリン(イクセロンパッッチ、リバスタッチ)・・・上記に同じ・
☆ガランタミン(レミニール)・・・上記に同じ。
☆メマンチン(メマリー)・・・グルタミン酸受容体阻害薬

 ②現在発売されている治療薬の欠点
   アセチルコリンエステラーゼ阻害剤のドネペジル(アリセプト)
   ・・・アセチルコリンエステラーゼ阻害剤のドネペジル・リバスチグリン・ガランタミンは

  生き残った神経のシグナルを強化することはできるが
  神経をが死んでいくことを止めない限り、アルツハイマー病の根治薬たり得ない!!


 

現在
βアミロイド仮説に基づいて多くの治療剤の開発がなされていると。

4)先生の研究
 アルツハイマー病に拮抗する因子の探索のお話。

既存薬では神経変死を止められないので
アルツハイマー病の根本的治療薬の開発には
神経細胞死の抑制が必要ではないとの考えで。

田島先生
専門的で難しいお話を
素人でもパワーポイントでミクロの世界が覘けた。
ありがとうございました。

これから誰にでも起こる問題。
理解を深めて危険因子の生活をしない工夫が必要です。