いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

えびすこうの料理について・・・いわき

2017-11-30 15:17:03 | なるほど歴史塾

いわきでは冷たい雨が降り始めました。
朝から資料を読んでいました。
「障害者意思決定支援」関連の資料を読み込んでいました。

前回
えびすこうの料理の写真を載せましたが、
料理の明細を書けませんでした。

日本の食生活全集7 (日本農山漁村文化協会刊)から
聞き書・福島の食事 城海岸の食より

えびす講には
正月の送りえびす講十月二十日の迎ええびす講があり
☆正月の送りえびす講
 「二十日は白いまんまと、煮ものの上に焼き魚を盛ったもの、
 なますなどの簡単なごちそうをつくり
 足代(旅費)が入った財布とともにえびすさまにあげ、
 男たちが海で財布一杯励んでくるようにお供えする」と。

☆迎ええびす講
 「十月二十日、この日は、白いまんまをおわんに山盛りに盛り、
   赤い大きな尾頭付きのかながしらやあかじなどの
 焼き魚二ひき、お平(里芋、にんじん、ごぼうの大切り、こんぶ、
   生揚げ、しいたけ、こんにゃくなどのお煮しめ)、
 吸い物、なます、甘酒、お神酒、きんぴらなどのお膳を用意する。
 また生きたどじょうを二ひきを
   水に入れたどんぶりに入れてお膳のわきに供える。
 いっぱいお金の入った財布も供える。

 お膳はえびすさまと大黒さまを供えるので、二膳必要である。」と書かれ
 古い時代から受け継がれてきました。

また「なるほど歴史塾」で現代訳しました
寛政十一年 農家年中行事・・・長谷川安道著では

正月二十日
「今晩は戎講(えびすこう)と言って商いの神を祝い分限に応じて百姓の料理を作る。
魚・鳥は平目・かながしら・鮒・どじょう・雉・鳩・鵜・雲雀、
野菜は牛蒡・人参・里芋・大根・豆腐・蒟蒻・干瓢・切昆布など、これで十分である。」と。

また、
十月二十日えびす講について
正月二十日のえびすこうに優れ商神を祝うと書かれていますが、

正月二十日には
農具や馬具を調整して一年間の作業に支障のないようにとも書かれています。

そのように
えびす講に供えるお膳の意味は
五穀豊穣や商売繁盛、大漁満足の神に供えたと思われます。

正月の二十日には
今年の繁栄を願い
十月二十日には
達成されたことに感謝の心をささげたと思います。

このようなことを考えながら
こうした伝統を続けていきたいです。

日めくりカレンダーより
☆僕のことを押していると、
 ビリになっちゃうよ
   埼玉県 主婦の方

生まれつき障害がある筆者の小2年の息子さんの一言。
マラソンの練習で
クラスの友達に車椅子を押してもらっていた。
このままでは友達が後ろになってしまうと
ゴール間際での一言。
いい言葉でした!!

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「えびす講」料理とは・・・みんなで祝おうえびすこうから

2017-11-29 11:16:25 | 家庭菜園

「えびす講」料理とは。
みんなで祝おうえびすこう

かねまん本舗さんで飾られていましたお膳を
撮影してみました。


鯛も大きいです。
豊穣と大漁は間違いなしですね。


このように昔から飾られてきました。


第8回のポスターから。

恵比寿様・大黒様は二柱(ふたはしら)が一対になり古来から
信仰されてきました。

和風建築には
必ず恵比寿柱と大黒柱が存在して棟や梁を支えています。
大鳥居の二本の柱とこれをつなぐ貫木(ぬき)は
日本の建築の日本とされてきました。
これらの考えが
日本の国家・社会・家庭の在り方として続けられてきました。

恵比寿様・大黒様は夫婦なのですかと?
答えは
親子なのです。

恵比寿さま(事代主命)・・・ことしろぬしのみこと=大国主命の御子神
大黒さま(大国主命)・・・・おおくにぬしのみこと

です。
親がいて子がいて、日本は続いてきました。

これが「えびすこう」として五十年前までは盛んにおこなわれてきましたが、
高度成長という時代背景により廃れ始めました。
恵比寿様が
左脇に抱えた鯛のありがたみを感じなくなってしまった!!

それを復活するため
「よみがえれ恵比須講」として
「みんなで祝おうえびすこう」として
今回8回を終了させました。

そのお膳を
上記に載せました。
次回に
料理内容を書いてみます。

昨日は
埼玉県浦和にて
成年後見についての倫理と
認知症について
専門家から講義を聴いて頭に大汗をかいてきました。

 

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えびすさま・だいこくさまの個性あふれる小学生の絵画・・・かねまんさん本舗内に。

2017-11-27 09:58:47 | なるほど歴史塾

みんなで祝おうえびすこう 第8回
も快晴のうち開催され、
今年の豊穣・大漁を祝うことができました。
今年も小学生約250名の
えびすさま・だいこうさまの絵が
かねまん本舗さんの店内に飾られました。
家族も皆さんも多くおとづれ
子供さん・お孫さんの作品を鑑賞し、
楽しんで姿が見受けられました。
いのししも
ポーポー焼きの合間にランダムに撮影してみました。


楽しそう!!


顔の表情がよく出ています。


大漁かな。


うまく描けています。


いい表情ですね。


豊穣と大漁が良く描かれています。


大漁の後は魚に乗って楽しそう!!


家族が楽しそう!!


こうなりたいな!!


大漁後の笑顔が・・・・・


壁一面に飾られています。
逆光で見えませんが。


約250名の小学生の絵画です。

天気予報では
数日前には雨との予報でしたが、
前日の予報では晴れと出て、
一安心した今年のえびすこうを祝おうでした。

みんなで祝おうえびすこう 第8回

かねまん本舗さんの店内・駐車場にて
快晴のうち開催され、

今年の豊穣・大漁を祝うことができました。

今年も小学生約250名の
えびすさま・だいこうさまの絵が
かねまん本舗さんの店内に飾られました。

家族も皆さんも多くおとづれ
子供さん・お孫さんの作品を鑑賞し、

楽しんで姿が見受けられました。

いのししも
ポーポー焼きの合間に一部を撮影してみました。
個性あふれる絵たちで
パワーをいただきました。

ご覧ください。

 

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いわきの戊辰戦争の一コマ・・・米沢までの苦難な旅

2017-11-27 08:51:28 | いわきの講演会

いわき生涯学習プラザに飾られていました生け花から。


「竹尾直右衛門 書上げ」から。


落城した平城の姿。

いわきの戊辰戦争
~いわき平藩士、竹尾直右衛門、米沢までの苦難な旅~

講師は
夏井芳徳先生でした。

第3回いわき学博士号の授与式後の講演会で、
100数十名の参加者で熱気が。

今から約149年前のいわきの戊辰戦争。
(来年が150周年になります)
磐城平城攻撃は3回にわたり行われ

☆1回目は慶応四年(1868年6月29日)
  佐土原藩、備前藩が湯長屋城を落とし、
      船尾、湯本を経て綴、御殿から平らの長橋口へ。

☆2回目は慶応4年(1868年7月1日)
  薩摩藩、大村藩が小名浜から鹿島街道を経て
   平らの谷川瀬口へ。

☆3回目は落城した慶応4年(1868年7月13日)

2回目の戊辰戦争の真っただ中
大勢の兵を率い、いわき平の応援に駆け付けた
米沢藩の隊長、山吉源右衛門が壮絶な死を遂げられた。

磐城平藩の藩士、竹尾直右衛門は
山吉の亡骸を米沢まで送り届ける役目を命じられ、
戊辰戦争中の中、
磐城平藩から米沢までの旅の途中、
一行は次から次へと何時に見舞われ、
様々な試練を受けた記録が
竹尾さん自ら書き残した克明な記録を読み解きながら、
戊辰戦争当時の
磐城平藩の困難な状況や、町民・農民たちの姿、
戦時下における藩士たちの心理なども読み取れ
貴重な講演会となりました。

7月11日
無事米沢に到着できました。
よかったですね。

竹尾さん記録は
「磐城平藩戊辰実践記 藩士十六人の覚書」・・・「竹尾直右衛門 書上げ」
に克明に綴られています。

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みんなで祝おうえびすこう 第8回 かねまん本舗さん会場

2017-11-26 07:58:14 | 家庭菜園


3.11前から
第8回になります
みんなで祝おうえびすこう
が本日
AM10:00=13:00まで
シーフードケーキ
かねまんさんの店舗駐車場にて
開催されます。

楽しい企画もありますので
参加はいかがでしょうか。

いのししは
「なるほど歴史塾」の皆さんと
ポーポー焼きに参加して
汗を流してきます。

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