一昨日、
日本成年後見法学会第14回学術大会に参加してきました。
昨年の青山大学に続いての参加となりました。
内閣府の成年後見制度利用促進委員会における議論。
結論は
地域資源を生かす地域連携ネットワークとその中核機関の必要性と。
地域ネットワークのイメージとは。
地域における成年後見制度利用促進体制の構築のイメージとは。
老後の安心を切望するためには!!
成年後見の申し立て件数。
ドイツ・フランスとは一回り遅れている!!
本当の文化国家が問われているのでは!!
これが現状。
成年後見に関しては
世界の先進国とは言えないのが現状。
こんな雰囲気でパネルデスカッションを。
国連からの返事を待たすに
早めの改善を望む。
日本成年年後見法学会 第14回学術会議
流通経済大学 新松戸キャンパスにて
成年後見制度の進むべき途・・・統一テーマ
個別報告:
☆成年後見監督における家庭裁判所の責任と支援体制確立の必要性
周 作彩(流通系大学教授)
☆本人の意思の尊重と身上配慮義務の明確化
~最高裁平成28年判決および徘徊対応を経験した事例を踏まえて~
南方 美智子(行政書士)
特別報告
☆当時者からみた成年後見制度
櫻田 なつみ(成年後見制度利用促進委員会員(株)MARS 就労移行事業所co opus・千葉県精神障害者ピアサポート専門員)
☆成年後見制度利用促進基本計画について
~促進委員会の審議を終えて
原田 俊孝(内閣府 成年後見制度利用促進担当室 参事官)
基調報告
☆成年後見制度の現代的機能
神野 礼斉(広島大学教授)
☆社会全体で支え合うとは、どういうことか
~本人にメリットを実感できる制度にするために、ネットワークで本人も後見人も孤立させない~
池田恵理子(成年後見制度利用促進委員会臨時委員・社会福祉士)
☆成年後見制度利用計画は、制度を利用促進できるか、不正を防止できるか
~専門職は」何をすべきか~
川口 純一(成年後見制度利用促進委員会臨時委員・司法書士)
☆公的監督サービスの必要性
~21世紀にふさわしい安心な財産管理の構築にむけて~
高橋 弘(成年後見制度利用促進委員会臨時委員・司法書士)
☆成年後見制度の課題と弁護士の役割
土肥 尚子(成年後見制度利用促進委員会臨時委員・弁護士)
そのあと・・・パネルディスカッション
コーディネーター・・・赤沼 康弘(日本成年後見法学会副理事長・弁護士)
パネラーは上記報告者5名の方
昨年4月、法改正がされ
少し使いやすくなりましたが
まだまだ世界のフランス・ドイツからは達しない日本の現状を
どうしていくのかの路を探る学術大会となり
熱いお話が聞けました。
国も内閣府の方がお話をされたように
積極的に進めていこうとの姿勢がありますので
これからドイツ・フランスに追いついて
老後の安心を目指す国にしないといけないと!!