いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

蕎麦打ちは難しい!!

2010-06-13 06:20:54 | 日記

観音茶屋さんの
十割蕎麦粉で打ちました手打ちそばです。

昨日
福島県三島町生活工芸館で開催されました
「ふるさと会津工人まつり」にTさん・Gさん・Nさんの4人で行ってきました。
編み組・漆器・陶器・木工など全国の一流の工人たちが集結していました。
人気はやはり
編み組・・・草やつる・木の皮を丁寧に編み込み
       バックやかごなど様々な使い方に変身!!

奥会津を代表する工芸品として
全国に人気あるとして、
又、
使い込むほど味が出る編み組(50年くらい使いこんだものも見ました。)。
それらは、
自然の恵みを利用し、自然の色を生かしたデザインもよかった。
圧倒的に女性の山!!

その帰り道でのエピソード。

会津三観音に数えられます鳥追い観音にあります
「権平そば本舗・観音茶屋」さんでおそばをいただきました。
その蕎麦の由来もあります。

「昔々、野沢に権平さんがいて、この里はなかなかよい作物が取れないでいた。
ほとほと困っていたところ、鳥追い観音菩薩様が夢枕に表れて、
「土と同じ色の蕎麦を播けばいいとのお告げ」
そのおかげで2ヶ月後には花が咲き、3ヶ月後には蕎麦の実が出来ました。
以来この里では蕎麦作りが盛んになりました。
それを伝承していますのが、観音茶屋さんということです。」

上記の蕎麦をいただいたのですが、
少し短かった。「たれ」はおいしかったが…
店主さんは、謙虚に急ぎすぎて、短くなってしまったと。
(私たちも4時過ぎでしたので・・・)

このように「手打ち蕎麦」は難しいという事を学びました。
ただし雰囲気といい、打ち手の人柄といい、粉といい、
再度ゆっくり食べに来たいお店だと思います。

このように「手打ち蕎麦作り」はプロといえども
緊張の緩みは許されないという
厳しさを経験させられました。

しかし
「手打ち蕎麦を打つ人々」は、
失敗するかもしれないその緊張感に引き込まれ
「蕎麦打ち」という終わりのない道に入ってしまいます。
その緊張感がそば打ち冥利に尽きます。
いのしし君もその一人です。

たかが蕎麦!!
されど蕎麦 !!

これからも
「おいしいそばを打っていきたい」という気持ちにさせられました。

Tさん運転ご苦労さまでした。

コメント
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