「そばつゆ」を作りました。
正味で8リットル出来ました。
約2カ月に一度作ります。
鰹節が少し勝ちす過ぎたかな・・・
昨日、
「そば用たれ」を作りました。
今回は、正味で、8リットル出来ました。
上記写真のようにペットボトルで、冷凍保存して使います。
少家族ですので、小さいものに保存して使用しています。
大きなものは、
サークル試食用・友人たちとの会食などに使います。
そばつゆを作るのには
「だし」と「かえし」を別々に作り、
それを合わせて作ります。
「かえし」は営業の場合は、
1週間を寝かせるくらいといわれていますが、
いのしし君のような素人は、
2か月以上寝かせたものを使用します。
まろやかな感じに仕上がります。
寝かせる期間があるのは、営業では出来ない相談でして、
素人の強みでもあります。
今回のは2月に作りました「かえし」を使いました。
コクの違いが出るようですので・・・・・
醬油などによっても違いますので、
自分の打つそばに合わせた「そばつゆ」作りは
面白いのひとことです。
なかなか思うような「そばつゆ」はできないのが現状ですが・・・・・
今回のはうまくいったかな?
鰹節がききすぎたようですが…
材料:
醬油(濃口・本醸造特級以上のものをお勧め)・・・2ℓ
(いのししは「チョーコー醬油株式会社のむらさき」を使っています。)
みりん ・・・225㏄
赤ザラメ(砂糖) ・・・335㏄
こいくちしょうゆのJAS規格について
標準・・・・・全窒素分(1,50%以上)
上級・・・・・全窒素分(1,35%以上)
特級・・・・・全窒素分(1,50%以上)
特級のうち
全窒素分1,65以上を特選
全窒素分1,80以上を超特選とされています。
全窒素分とは:旨みの目安のことです。
作り方:
①鍋に「醬油」を入れて火にかけます。
火は中火にします。
(強火にしますと醬油が鍋の内側に焦げ付いてしまいますので。)
②鍋の縁に白い泡が出てきましたなら、「赤ザラメ」を入れて、
ゆっくりとかき回して溶かします。
③「赤ザラメ」が溶け切りましたなら、弱火にし、
表面が落ち着いてきましてから、
「みりん」を入れます。
④弱火にしたまま、しばらく置きます。
表面が金色の格で覆われてきまして、
泡の表面が開くようになりますと火を止めて完成です。
⑤これをさまして、できれば、カメを利用して、
保存させます。
(保存容器はいろいろ試しましたが、
カメが一番で、今はこれを利用しています。)
⑥2か月以上保存してから
「だし」とブレンドさせて使います。
「かえし」の役割とは:
じっくり寝かせることで、
醬油の角を取り、まろやかにさせる作用と、
醬油の劣化を抑える効果もあるといわれています。
言葉の意味は、「醬油」と「砂糖」と「みりん」を混ぜたもので、
醬油を「煮返す」から出た言葉だといわれています。
自分の打ちます「そば」に合わせた「そばつゆ」作りは、
楽しい作業の一つです。
これこそ自分だけの「そばつゆ」ですから・・・
「だし」の材料:
①水2Lとして
②干ししいたけ・・・・・・・・・・2枚
③昆布(羅臼又は利尻がお薦め)・・・20g
・・・今回はいただいた「日高昆布」を使用。
③かつお本節・・・・・・・・・・約70g
④宗田節・・・・・・・・・・・・・・約30g
⑤さば節・・・・・・・・・・・・・・約20g
が基本ですが
自分の好みで変えてみてください。
今回は「鰹節」を多くして辛味を強くしました。
いのししとしては鰹節が多いほうがいいので…
配偶者は「さば節」が多いほうがいいようです。
作り方:
①鍋に一晩「しいたけ」「昆布」を入れておきます。
②それを中火で沸騰するまで煮ます。
③「しいたけ」「昆布」を取り出します。
④3種類の節を入れて最初は強火で、
煮立ちましたら、
弱火にし40分以上を煮出せます。
その間、こまめにアクを取ります。
煮出す時間は個人によりかなり異なります。
本などでは15分くらいのものもあります。
日本料理のだしの取り方と「そば汁」のだしの取り方は違います。
「そばのだし」を取るには、
いのしし君は、
時間をかけたほうがおいしいと感じています。
それで、いのしし君は、
時間をかけて「だし」をとっています。
⑤鍋に布をかぶせ、ゆっくりこします。
⑥一番だしが取れました
(二番だしに使いますので節は別の鍋に取っておきます。)
⑦これと「かえし」を自分の好みに合わせ
ブレンドしますと出来上がります。
このように「そばつゆ」作りは材料はシンプルですが、
手間暇はかかります!!