名南将棋大会ブログ 名古屋

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SS4-5 ノーマル中飛車に袖飛車(15)

2024-10-09 | 基本定跡の研究

後手の違う攻め筋を考えてみましょう。

これが先手の最善の陣形のようです。86歩同歩85歩

対抗型で飛側の継ぎ歩が有効になるのは珍しい例です。85同歩には同桂88角65歩

65同歩には88角成同金66歩同銀76飛

飛をさばいて後手良しです。

戻って

68飛が最善で86歩

これは84飛~97桂成~87歩成の筋を見ています。65歩88角成同金59角

先手が26歩を突いていないとこの筋にならないのですが、後手中飛車の場合は一通り終わってから補足します。

69飛26角成45歩 (44馬を防いだ) 33桂37桂55歩

これで35歩同歩36歩の筋を見ます。この図の評価値は-170の後手ペース。82角ならば35歩27歩36馬・・・すぐに27歩ならば37馬同玉45桂

48玉66歩同銀56歩同銀46桂

後手の攻めが続きます。

ということで

継ぎ歩攻めには37桂86歩88歩

先手は我慢して受けるのでしょう。65歩同歩66歩

66同銀は85桂ですから、66同角同角同銀

この図が難しくて、(76飛と69角もあります。後で。) 49角68飛76角成

後手は馬を作ることができます。77金49馬69飛94馬82角92香

互いに馬を作ることになり、千日手の可能性もあるので、評価値は0付近の互角です。後手番ならばまあまあでしょうか。

 


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