■京大とシャープ、リチウム電池の寿命を6倍以上に延ばす新材料を開発
京都大学大学院工学研究科の田中功教授と田中勝久教授、藤田晃司准教授、シャープ研究開発本部の西島主明主任研究員らの研究グループは、リチウム電池の寿命を6倍以上に延ばす新材料を開発した。物質の原子構造をコンピューターで網羅的に計算することで新材料を探索する研究手法を確立し、実証した。電池以外の材料開発も100倍以上に効率化できる。
リン酸化鉄系リチウム電池の寿命を充放電サイクル2万5000回以上に延ばした。1日1回充電した場合、70年以上使える計算になる。設置型の大容量蓄電池の材料として応用できる。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720140804eaae.html
■京大など、超新星表面でガンマ線放出を観測
京都大学大学院理学研究科の前田啓一准教授らの研究グループは独マックス・プランク研究所と共同で、欧州宇宙機関(ESA)の宇宙望遠鏡を使い、超新星の放出物質表面近くからガンマ線が放出されていることを観測した。従来考えられていた星の奥深くでの核反応ではなく、表面付近で先に核反応して星全体の核爆発の引き金になっているとみている。
研究グループは銀河M82で発生したIa型超新星、SN2014Jからガンマ線を検出した。超新星爆発時、大量に生成される不安定な原子核が放射性崩壊する際のシグナルになるため、爆発的核反応の痕跡を探る観測手段になるという。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720140804eaag.html
■30メートル望遠鏡、10月建設開始 米ハワイ山頂、5カ国協力
国立天文台は29日、米ハワイ島で建設を目指す世界最大の口径30メートルの超大型望遠鏡(TMT)について、土地の使用許可がハワイ州から下り、建設開始が正式に決まったと発表した。10月に起工式をする。2021年度の完成を目指す。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140729/trd14072920350015-n1.htm
■世界最高の防空システム「アイアンドーム」を破った主犯は…暗躍する中国軍のハッキング部隊
イスラエルの防空システム「アイアンドーム」の技術データが、中国人民解放軍によりハッキングされていた疑いがあると報道されている。
http://sankei.jp.msn.com/wired/news/140802/wir14080217110001-n1.htm
■ロボットが「ヒッチハイク」 カナダ横断に挑戦中
(CNN) バケツの胴体に人工知能や音声認識などの機能を詰め込んだロボットが、単独でヒッチハイクしながらカナダの約6400キロを横断する旅に挑んでいる。
このロボット「ヒッチBOT」は7月28日に同国南東部ノバスコシア州ハリファックス郊外の道路に置かれ、8月1日にはトロント西部に到達。大陸を横断して西部ブリティッシュコロンビア州のビクトリアを目指す。
http://www.cnn.co.jp/fringe/35051837.html?tag=top;subStory