飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

農業食料工学会 北海道支部 第65回年次大会・シンポジウム

2014-08-23 11:57:05 | 佐鳥新の教授&社長日記

昨日は、農業食料工学会で農業分野での衛星利用いついて講演してきました。

これは香川高専の村上先生と始めたプロジェクトなのですが、徐々に形になってきましたのでその速報といったところです。

2014年8月22日 
農業食料工学会 北海道支部 第65回年次大会・シンポジウム
岩見沢コミュニティプラザ

講演
北海道衛星実現のためのハイパースペクトルカメラの圃場定点観測
佐鳥新(北海道科学大学)、伊藤那知、竹内佑介(北海道衛星株式会社)、三橋龍一、佐々木正巳
(北海道科学大学)

内容
今年の6月20日に超小型衛星「ほどよし3,4号」がロシアから打ち上げられ、いよいよ本格的な超
小型衛星の実利用が始まろうとしている。北海道では2003年より北海道衛星プロジェクトを立ち
上げて、重量50kgの超小型衛星『大樹』(たいき)による農業衛星リモートセンシングの実用化を
目指している。本研究は、近未来の農業リモートセンシングの準備として、愛媛県の西条市のサイ
ライズファーム西条の試験圃場での定点観測を始めたので、その概要を報告する。なお、この研究
は北海道科学大学、香川高等専門学校、北海道衛星株式会社による共同研究契約のものでの事業と
して進められている。