飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

今日のニュース140816

2014-08-16 06:41:10 | 佐鳥新の教授&社長日記

■太陽系外由来の宇宙塵、探査機サンプル中に7個特定か

AFP=時事】太陽系外に由来するとみられる宇宙塵(じん)粒子を7個特定したとの研究論文が、14日の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。宇宙が何でできているかに関する新たな手掛かりをもたらす可能性がある

これらの宇宙塵は、彗星の塵(ちり)のサンプルと微量の星間物質を採取し地球に持ち帰る目的で1999年に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)の彗星探査機スターダスト(Stardust)に搭載されていた塵粒子収集器から慎重に分離されたものだ。(詳しくはURL参照)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140815-00000003-jij_afp-sctch

 

■史上初、太陽系外物質の可能性 NASAの探査機が採取した星間物質

無人探査機「スターダスト」が採取して2006年に地球に送り届けた星間物質のサンプルを分析した結果、太陽系外から来た微粒子が含まれている可能性があることが分かったと、米航空宇宙局(NASA)の研究チームが発表した。現時点で候補となる微粒子は7個で、大きさや化学組成もさまざま。断定するにはさらに分析が必要だが、確認されれば太陽系外の物質採取は初めてとなる。

http://sankei.jp.msn.com/science/news/140815/scn14081514550004-n1.htm

 

■火星探査車に酸素つくる装置 NASA、6年後に打ち上げ

米航空宇宙局(NASA)は7月31日、火星に向けて2020年に打ち上げる新たな無人探査車に、大気中の二酸化炭素を分解して酸素をつくる実験装置を搭載すると発表した。

将来の有人探査で飛行士の居住環境に供給する酸素をつくったり、宇宙船やロケットの燃料として使ったりする可能性を探るのが目的。NASAは「火星には生命活動を維持するのに必要な資源が存在する。有効活用すれば有人探査で運ぶ物資を減らすことができる」としている。

http://sankei.jp.msn.com/science/news/140801/scn14080114380001-n1.htm

 

■次期ロケット開発の狙い-三菱重工・阿部直彦氏、JAXA・遠藤守氏

2020年度の打ち上げを目標に、日本の新型基幹ロケットの開発が14年度から始まっている。これまで国産ロケットは宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を担ってきたが、新型機は初めて民間の三菱重工業が主導する。

新型ロケットの打ち上げ価格は、現在主力の「H2A」の半分に当たる約50億円が目標。新型機は過去50年間におよぶ“日本のロケット開発の集大成”になる。次々ロケット開発は(再使用型など)違った形になる。価格を引き下げるため産業用部品を使ったり、モジュール化などによって設計の最適化を図る。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720140815eaaj.html

 

■ 1951~63年ノーベル賞 物理学・化学賞で日本人6研究者が候補、朝永氏7回落選

1951~63年のノーベル物理学賞と化学賞の選考で、物理学者の西島和彦氏ら日本人計6人(いずれも故人)が候補になっていたことが14日、分かった。朝永(ともなが)振一郎氏はこの間、51年を皮切りに計7回候補になりながら受賞を逃し、14年後の65年に物理学賞を受けた。両賞の選考主体であるスウェーデンの王立科学アカデミーの選考資料を、米オハイオ州立大のジェームス・バーソロミュウ名誉教授(日本史)が閲覧し確認した。

物理学賞では朝永氏、西島氏(東大・京大名誉教授)に加え、中野董夫(ただお)氏(大阪市立大名誉教授)の計3氏が候補となっていた。西島、中野の両氏は50年代に大阪市立大で共に研究していた際、現代の素粒子論の土台となる「中野・西島・ゲルマンの法則」を提唱したことで知られる。

また化学賞では、分子構造論の先駆者である水島三一郎氏(東大名誉教授)、和漢薬の薬効成分などの研究で知られた朝比奈泰彦氏(東大名誉教授)、油脂化学を専門とした外山修之(よしゆき)氏(名古屋大名誉教授)の3氏が候補になっていた。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/science/news/140815/scn14081510450003-n1.htm

 

■集団行動するロボット群を開発―ハーバード大

米ハーバード大学は、中央からの誘導情報なしでも、個々のロボットが協調行動して文字や図などの形に一緒に編成できるロボット・スウォーム(ロボットの大群)を開発した。この大群は、1024個の小さなロボットから構成されているという。

ロボット・スウォームの研究者たちは、ミツバチ、働きアリ、シロアリなどの社会的な昆虫、魚群、そして鳥の群れなど、自然界のティームプレーヤーに着想を得ている。 こうした生物は膨大な数で一緒に行動し、複雑な任務をこなしている。それは、どの個体もその任務の責任者というわけではないにもかかわらず、協調してそうするのだ。

http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303959804580092522686465654?mod=JWSJ_EditorsPicks

 

■ハレー彗星探査へ、重力振り切る

日本で初めての人工衛星「おおすみ」を打ち上げたL(ラムダ)4Sロケット5号機に続いて、東京大学のグループが目指したのはロケットの大型化だった。燃料を多く積めるよう、機体の直径をこれまでの2倍の1.4メートルにして、M(ミュー)ロケットと名付けた。M4Sは1971(昭和46)年2月、試験衛星「たんせい」の打ち上げに成功した。

(中略)

ハレー彗星を観測するためには地球の重力を振り切って飛ぶ強力なロケットが必要だった。1段エンジンの打ち上げる力を補うため、Lロケットを改良して補助ブースターとして取り付け、2段目以上をすべて新しく開発したM3S2が85年に探査機「さきがけ」と「すいせい」を打ち上げた。

ハレー彗星を調べるには、地球から遠く離れた探査機と交信する大きなアンテナが必要だった。
飛行機の航路や人が多く住んでいるところから遠い、長野県臼田町(現佐久市)が選ばれ、当時としては世界最大級の直径64メートルのアンテナが84年10月に完成した。

http://www.asahi.com/special/rocket/history3/

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿