出典: http://www.asahi.com/special/space/TKY201206260214.html
小惑星探査機「はやぶさ」の帰還を撮影した朝日新聞科学医療部の東山正宜記者が、7月4日から東京・銀座のリコーフォトギャラリー「RING CUBE」で写真展「都会の星」を開く。「はやぶさ帰還」の写真も展示。朝日新聞の1面に掲載した写真から、さらに天の川や星雲などを精細に表現した天体写真バージョンで、今回初めて一般に公開する。
写真展は、「大都会の夜空にも星はある、撮れる」をコンセプトに、東京や大阪、名古屋などで撮った星の写真など約50作品。占星術師の石井ゆかりさんがそれらの作品に解説を加えてナビゲートする。
東山記者は、デジタルカメラで星の軌跡をきれいに撮れる「比較明合成」と呼ばれる手法を駆使し、多数の写真を撮りためてきた。カメラマンでない記者が写真展を開くのは珍しい。
入館無料。7月4~29日の午前11時~午後8時(火曜休館・最終日は午後5時まで)。7日午後5時からは、東山記者と、「比較明合成」の機能を持つコンパクトデジカメ「GR4」を開発したリコーの技術者のトークショーがある。詳しくは「RING CUBE」のサイト(http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube/event/urban_star.html)。
また、天体写真版の「はやぶさ帰還」写真は、朝日新聞フォトアーカイブ(http://photoarchives.asahi.com/)で購入できる。