タイトル: スリランカ、2015年にも独自の人工衛星打ち上げ計画
スリランカは2015年にも独自の人工衛星を始めて打ち上げる計画である。この発表は中国企業との合意が成立した後に行われた。衛星を打ち上げるスリランカ現地企業”スープリームサット(SupremeSAT)”によると、このプロジェクトに20億円規模($20M)の投資がスリランカ投資委員会から承認されたとのこと。
同社はスリランカに割り当てられた軌道位置東経50度を2015年までに利用開始する。衛星打ち上げが成功すると同国として初の通信衛星を保有することになる。
同社は中国企業と共同で2機の衛星を保有している。すでに衛星の設計、製造、打ち上げ準備を中国国営企業のグレートウォール社と進めており、独占的契約を締結している。
SupremeSATはブロードバンドサービス、ネットワーキングサービス、放送事業、バックホール、さらに通信オペレータとしての広範な設備の運用等を行う予定で、そのほかに電子政府は電子学習といったサービスも提供する予定。