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飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

今日のニュース140912

2014-09-12 19:36:43 | 佐鳥新の教授&社長日記

■太陽フレア、磁気嵐が地球に到達へ 電力網に影響も

(CNN) 大規模な太陽フレアに伴う磁気嵐が米国時間の13日に地球に到達し、電力網や無線、衛星通信に影響が出る恐れがあるとして、米海洋大気局(NOAA)の宇宙天気予報センターが警戒情報を出して注意を呼びかけた。

米航空宇宙局(NASA)によると、太陽表面で10日にかけて2つの太陽フレアが発生し、特に10日の太陽フレアは規模が大きかった。この2つのフレアに伴ってコロナ質量放出と呼ばれる現象が発生。放出されたエネルギーが地球に向かっている。

地球は大気圏に守られているため人体には普通、影響は及ばない。しかし磁気嵐の影響で停電したり、航空機などが使っている無線通信やGPS(全地球測位システム)、衛星などに障害が起きることもある。ただし障害が起きたとしても一時的だという。

宇宙天気予報センターのバーガー局長は11日に記者会見し、万が一の場合に備えて米緊急事態管理局に連絡したと説明した。

http://www.cnn.co.jp/fringe/35053704.html?tag=top;mainStory

 

■火星探査機キュリオシティ、目的地に到着

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は、火星探査機「キュリオシティ」が火星の地表約8キロの旅を経て、目的地のシャープ山に到着したと発表した。

キュリオシティーのツイッターには「シャープ山のふもとに着いた。新しい科学が待っている!」と書き込まれた。

キュリオシティーは2011年11月に打ち上げられ、12年8月に火星に着陸した。シャープ山は巨大なクレーターの中にあり、地層を調べれば火星の各年代の環境の変化が分かると期待されている。

http://www.cnn.co.jp/fringe/35053727.html?tag=cbox;fringe

 

■アポロ似の次世代宇宙船「オリオン」公開 NASA、12月に初飛行

12月に初の無人飛行に挑む米航空宇宙局(NASA)の次世代宇宙船「オリオン」の試験機が11日、米フロリダ州のケネディ宇宙センターで報道関係者に公開された。オリオンは2020年代以降に火星や小惑星への有人飛行実現を目指しNASAが開発中の4人乗り宇宙船。12月4日に予定する試験飛行では飛行士を乗せずにデルタ4ロケットで打ち上げ、地球を2周し太平洋に帰還する計画。

http://sankei.jp.msn.com/science/news/140912/scn14091215400004-n1.htm

 

■HEMS普及実証スタート-全国1万4000世帯に設置へ

家庭用エネルギー管理システム(HEMS)の普及を促す大規模な実証実験が始まった。通信大手など20社がコンソーシアムを組み、全国各地で約1万4000世帯を目標にHEMS機器を設置し、実際の生活の中で節電や省エネルギー、さらには高齢者の見守りサービスなどの付加サービスを試行する。(

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820140912ceab.html

 

■日本電計、測位衛星技術と業務提携-GNSS測量機など販売

日本電計は、全地球航法衛星システム(GNSS)測量機の開発などを手がける測位衛星技術(東京都新宿区、鳥本秀幸社長、03・5312・4600)と業務提携した。日本電計の国内35カ所、アジア地域を中心にした海外10カ国32カ所の拠点で測位衛星技術の製品を取り扱うほか、実際の営業も両社で協力して行っていく。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320140912bjaf.html

 


今日のニュース140904

2014-09-04 06:57:03 | 佐鳥新の教授&社長日記

■超新星残骸の近くに見つかったマグネター

欧州のX線天文衛星「XMMニュートン」が超新星残骸をとらえた画像に、ひじょうに強力な磁場を持つ中性子星「マグネター」が発見された。1枚の画像中に2つの中性子星が写し出されている。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/09/03magnetar/index-j.shtml

 

■太陽系含む「超銀河団」推定=直径5億光年か―国際チーム

太陽系がある天の川銀河(銀河系)は、約10万個の銀河から成り、直径が約5億光年の「超銀河団」の端に位置する可能性が高いと、米ハワイ大やフランス原子力庁サクレー研究所などの国際研究チームが4日付の英科学誌ネイチャーに発表した。研究チームはこの超銀河団をハワイ先住民の言葉で無限の天空を意味する「ラニアケア」と名付けた。このラニアケア超銀河団の全体の質量は、太陽に比べると10京(京=けい=は兆の上の単位)個分に相当するという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140904-00000009-jij-sctch

 

■ロシアの防衛閣僚は2016 年から輸入パーツのあるロコットは廃止し、ソユーズとアンガラ・打上げロケットに切替える計画

http://en.ria.ru/military_news/20140827/192385290/Russian-Defense-Ministry-Plans-to-Switch-to-Soyuz-Angara-Rocket.html

 

■ロシアは隕石の衝突を予防するプロジェクトを検討 Russia Considers Meteor Impact Prevention Project

MOSCOW, August 25 (RIA Novosti) – A project to protect people and economic facilities from the impact of space objects could be launched in Russia this year, Russian Emergencies Ministry has announced.

http://en.ria.ru/russia/20140825/192337657/Russia-Considers-Meteor-Impact-Prevention-Project.html

 

■その他

[学会]
9/29-10/3 65th IAC(国際宇宙航行会議),Toronto,Canada
9/24-26 アジア太平洋航空宇宙技術国際シンポ(APISAT)2014,上海
8/31 申込締切:Hayabusa 2014:2nd Symposium of Solar System Materials, 12/4-5,ISAS 相模原


[etc.]
9/8 応募締切:ハローキティ40 周年「宇宙からメッセージを送ろう!」キャンペーン第2 弾「もし宇宙に行ったなら・・・?」 http://kitty40th.sanrio.co.jp/space/

8/23 新刊:大学宇宙工学コンソーシアム「CanSat 超小型模擬人工衛星」オーム社


8/20 新刊:佐伯和人「世界はなぜ月をめざすのか」講談社ブルーバックス

 


イベント紹介:第5回宇宙法シンポジウム

2014-09-03 06:20:57 | 佐鳥新の教授&社長日記

第5回宇宙法シンポジウムを開催致します。

http://space-law.keio.ac.jp/information/5.html

アメリカとフランスの宇宙機関から講演者をお招きして、

「第5回宇宙法シンポジウム」を開催することとなりました。

お時間のある方は是非ご参加下さい。

 

なお、参加を希望される方は、

件名 : 第5回宇宙法シンポジウム参加申込

本文 :  1.氏名及びフリガナ(フリガナは忘れずにお願い申し上げます)

      2.所属

      3.住所

      4.電話番号

      5.メールアドレス

を記入の上、info@space-law.keio.ac.jpまでお送り下さい。

 

※参加登録は締め切らさせていただきました。沢山のご登録有難うございました。

 

               記

 

テーマ: 宇宙分野における国際協力メカニズム

開催目的:①国連COPUOS法律小委員会における検討の紹介

       ②将来宇宙探査を例としたケース・スタディ

日時: 2014年9月3日(水) 13時~17時00開場:12時30分)

場所: 慶應義塾大学三田キャンパス 東館GSEC-Lab 6階

     港区三田2-15-45

主催: 慶應義塾大学宇宙法研究所

司会: 青木 節子 (慶應義塾大学総合政策学部教授・宇宙法研究所副所長)

その他: 参加費無料、事前登録(先着100名)9月1日まで



議事次第 ※以下、敬称略


13:00-13:05  「開会挨拶」

           大石 裕(慶應義塾大学大学院法学研究科委員長)


【第一部 国連における動向について】


13:05-13:15  「日本の宇宙外交」

     今福 孝男(外務省総合外交政策局宇宙室長)

 

13:15-13:35  「国連COPUOS法律小委員会における国際協力メカニズムWGの紹介」

     青木 節子(慶應義塾大学総合政策学部教授・宇宙法研究所副所長)

 

【第二部 無人有人探査における世界の動向について】


13:35-13:55 「宇宙探査の国際ロードマップ及び現在の各国宇宙探査計画について紹介」

   川崎 一義(JSPEC事業推進室 計画マネージャ)


【第三部 パネルディスカッション】


テーマ:宇宙探査を題材に将来の宇宙活動を促進する国際協力メカニズムの姿を考える

 

14:00-15:20 ①将来宇宙探査に関する国際メカニズムと法的課題

  パネリスト:青木節子 (司会進行)

                内冨素子   JAXA法務・コンプライアンス課長(プレゼン)

                E. J. Steptoe    NASA副法律顧問 (プレゼン)

                P. Clerc      CNES法務部(プレゼン)

               J. Mariez          CNES法務部(プレゼン)

 

15:20-15:50  【コーヒーブレイク 30分】

 

15:50-16:50  ②宇宙探査と産業連携

  パネリスト:青木節子 (司会進行)

                内冨素子      JAXA法務・コンプライアンス課長

                高松聡      株式会社SPACE TRAVEL 代表取締役社長(プレゼン)

                秦重義      一般社団法人日本航空宇宙工業会

                E. J. Steptoe     NASA副法律顧問

                P. Clerc        CNES法務部 

 

16:55-17:00 「今後への期待」

         加藤 善一 (JAXA理事)

以上


宇宙関連ニュース140903:プレアデス星団までの距離

2014-09-03 05:55:03 | 佐鳥新の教授&社長日記

■やっぱりもっと遠かったプレアデス星団

地球上の遠く離れた電波望遠鏡を組み合わせた観測で、「すばる」ことプレアデス星団までの距離が440~448光年と求められた。疑問が呈されていた位置観測衛星の測定結果を否定するもので、これまででもっとも信頼のおける数値だという。

1989年に打ち上げられた欧州の観測衛星「ヒッパルコス」は、宇宙空間からの年周視差観測(地球の公転軌道上の異なる位置から天体を観測し、その視差から三角測量の要領で距離を求めること)を行い、11万個以上の恒星の位置カタログを作成した。だがプレアデス星団の距離(390光年前後)に関しては、他の手法での測定結果(430光年前後)よりもかなり近く、またこの星団の星々が恒星の進化モデルに当てはまらないことを示しており、疑問が呈されていた。

米・カリフォルニア大学サンディエゴ校のCarl Melisさんらは、地球上の離れた場所にある電波望遠鏡の測定結果を合わせ(VLBIと呼ばれる手法)、年周視差を誤差25マイクロ秒角(およそ1.4億分の1度)という高精度で測定した。その結果、ヒッパルコスの測定値を否定する440~448光年という値が求められた。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/09/01m45/index-j.shtml

 

■KISSプロジェクトで超新星2014cfを発見

長野県木曽観測所の超新星探査プロジェクトで7日、超新星2014cfが発見された。同プロジェクトによる超新星発見は通算で17個となる。

ペガスス座方向にある銀河(SDSS J230152.94+142449.9とみられる)に超新星2014cfが18.8等で発見された。超新星の位置は以下のとおり。

 赤経 23時01分52.97秒 赤緯 +14度24分50.5 秒(2000.0年分点) ペガスス座の銀河周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星2014cf

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/08/29sn2014cf/index-j.shtml

 

■「量子もつれ」を視覚的に実証

生まれた直後に引き離され、後に再会する双子に例えればよいだろうか。2つに分けられたレーザー光の片方が照らした対象物を、それを素通りしたもう片方のレーザー光が、両者の再会後に再現してみせた。奇妙な量子のつながりを目に見える形で示したのだ。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140828002

 

■自衛隊に宇宙監視組織検討 防衛省が基本方針改定

防衛省は28日、宇宙基本法の成立を受けて平成21年に策定した「宇宙開発利用に関する基本方針」を5年ぶりに改定した。人工衛星の残骸など宇宙ごみが増加している現状を受け、監視を目的とする専従組織の設置検討を明記し、宇宙状況監視(SSA)の態勢強化を打ち出した。

基本方針では、文部科学省とJAXAが計画中の新型の先進光学衛星に、防衛省開発の赤外線センサーを搭載。衛星画像の解析技術を蓄積し、宇宙における実証研究を進めることも明記した。

http://www.spaceref.co.jp/

 


今日のニュース140902

2014-09-02 21:53:43 | 佐鳥新の教授&社長日記

 

■<深宇宙通信実験機>「しんえん2」開発終了 九州工業大

 

小惑星探査機「はやぶさ2」とともに12月に打ち上げ予定の九州工業大(北九州市戸畑区)の深宇宙通信実験機「しんえん2」の開発が終了した。2010年5月に金星探査機「あかつき」とともに打ち上げられた初代「しんえん」は、軌道到達前に交信が途絶えて失敗しただけに、1日に記者会見した開発責任者の奥山圭一教授(宇宙工学)は「絶対成功させたい」と力を込めた。

 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140902-00000061-mai-sctch

 

 

■1200光年彼方の星で天体衝突による塵の増加

赤外線衛星「スピッツァー」の観測で、1200光年彼方にある星の周囲のダストが爆発的に増加するようすがとらえられた。2つの岩石天体の大規模衝突によるものとみられ、地球のような岩石惑星が作られる途上での重要な過程をリアルタイムに観測した初めての例となる。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/08/29ngc2547/index-j.shtml

 

■東大、空中で姿勢立て直す高速走行二足ロボ「アキレス」開発-倒れる限界まで前のめり

東京大学大学院情報理工学系研究科の石川正俊教授と妹尾拓特任助教らは、倒れる限界まで前のめりになって走る二足走行ロボット「アキレス」を開発した。転びそうになっても空中で姿勢を立て直すなど、従来の制御方法では実現できない姿勢で高速に走れる。前方宙返りも可能。人間の能力を超えた二足歩行ロボットの開発につながる。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720140902eaaj.html

 

■トヨタ、サービスロボットの開発をオープン化-来年、大学に対応モデル提供

トヨタ自動車はサービスロボットの開発環境を1年内にオープン化する。基盤となるプラットフォーム機を2015年までに提供した上で、用途別のアプリケーションは社外の技術者やユーザーを巻き込んで開発する体制を築く。多目的なロボットを現場のニーズに沿って実用化するには、「クラウドソーシング」のように、より多くの知恵を結集することが必要と判断、オープン化にカジを切る。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0420140902aaaq.html

 

■「光学迷彩」が近づいた? 光で縫い上げるメタマテリアル素材

ケンブリッジ大学の研究チームは、光の反射を制御できる「メタマテリアル」を、ナノ粒子を光で数珠つなぎにすることで構築する技術を研究している。「透明マント」の実現に一歩近づいたかもしれない。

http://sankei.jp.msn.com/wired/news/140831/wir14083106300001-n1.htm

 

■鹿児島)旧枕崎空港跡地、メガソーラーが完成

枕崎市の旧枕崎空港跡地に出力8・2メガワットのメガソーラーが完成し、1日に現地で完成式典があった。空港は1991年、全国初のコミューター空港として開港したものの、利用低迷で昨年3月、廃止に。天文台も備えた太陽光発電施設に生まれ変わり、再出発した。

http://www.asahi.com/articles/ASG914VT1G91TLTB00Y.html

 

■タイタンの湖につながる地下プロセスに新仮説

(ESA)地球以外の天体で唯一、液体の湖が見つかっている土星の衛星タイタン。その地中で起こる化学反応が、プロパンやエタンの湖を作っているかもしれない。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/09/02titan/index-j.shtml

 


今日のニュース140831

2014-08-31 20:17:51 | 佐鳥新の教授&社長日記

■グーグルが無人機をテスト飛行

(CNN) インターネット検索最大手グーグルは28日、開発中の無人機のテスト飛行の様子を公開した。

同社の「プロジェクト・ウイング」は、無人機を使った配送の可能性を探るプロジェクトで2年前から開始。今月に入って初のテスト飛行に着手し、これまでに30回を超える飛行に成功したという。

http://www.cnn.co.jp/tech/35053056.html?tag=cbox;tech

 

■「品川を国際拠点の一つにする」-舛添都知事が視察

 東京都の舛添要一知事は28日、改訂を進める「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン」の参考にするため、品川駅周辺を視察した(写真)。品川駅西口地区、同駅北周辺地区などの優先整備4地区の開発の現状などについて、都職員から説明を受けた。

(続きはURLで・・・) http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1420140829hmai.html

 

■はやぶさ2:12月にも打ち上げ予定 JAXA、機体公開

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は31日、今年12月にも打ち上げ予定の小惑星探査機「はやぶさ2」を、相模原市で報道陣に公開した。世界で初めて小惑星イトカワの微粒子を採取し、2010年に帰還を果たした「はやぶさ」の後継機。新たな技術で、生命の起源とされる有機物を含む試料を持ち帰ることを目指す。

 探査する小惑星「1999JU3」(直径920メートル)には、太陽系誕生初期の状態を残す水を含む鉱物や有機物があると考えられている。今回、小惑星表面に加え、人工的にクレーターを作り、内部の岩石採取も狙う。機体はそのための衝突装置や、水の存在を探るセンサーを新たに備えた。鉱物分析用の小型着陸ロボットも搭載する。

http://mainichi.jp/select/news/20140901k0000m040019000c.html

 

■1200光年彼方の星で天体衝突による塵の増加

赤外線衛星「スピッツァー」の観測で、1200光年彼方にある星の周囲のダストが爆発的に増加するようすがとらえられた。2つの岩石天体の大規模衝突によるものとみられ、地球のような岩石惑星が作られる途上での重要な過程をリアルタイムに観測した初めての例となる。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/08/29ngc2547/index-j.shtml

 

■電導性と磁性が切り替わる有機物開発

(ナショナル・ジオグラフィック) 固体有機材料のブレークスルーとなる新物質ができた。水素結合ダイナミクスで電気伝導性と磁性を同時に切り替えることができる純有機物質の開発に、東京大学物性研究所の上田顕(うえだあきら)助教、森初果(もりはつみ)教授らが初めて成功した。この物性切り替えが、熱による水素結合部の重水素移動と電子移動の相関に基づく新しいスイッチング現象であることを解明した。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=00020140829003

 


今日のニュース140830

2014-08-30 12:28:43 | 佐鳥新の教授&社長日記

■JAL、「MRJ」を32機発注-1500億円、小型機を順次統一へ

日本航空(JAL)は28日、三菱航空機(名古屋市港区、川井昭陽社長、052・611・2210)が開発中の小型ジェット旅客機「MRJ」を32機購入することで基本合意したと発表した。発注額は約1500億円。JALはMRJを2021年から子会社のジェイエア(大阪府池田市)が運航する国内線に投入する。7年程度で小型機を全てMRJに置き換え、28年をめどに統一する。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1120140829agar.html

 

■政府の予算不足で…次世代ロケット飛行に遅れ、NASA

米航空宇宙局(NASA)は27日、2017年末の実施を目指していた次世代大型ロケット「SLS」の試験飛行を1年遅らせ、18年11月に実施すると発表した。(SANKEI EXPRESS)

http://sankei.jp.msn.com/science/news/140829/scn14082921510003-n1.htm

 

■パプアニューギニアで火山が噴火

(CNN) パプアニューギニアで29日、ニューブリテン島のタブルブル山が噴火した。

オーストラリアにあるダーウィン火山灰対策センターの気象学者クレイグ・アールスパー氏によると、噴火は29日早朝に始まったという。火山から噴き出た火山灰の太い柱は、海抜約18キロにまで達した。

※可視・赤外のハイパースペクトルセンサーで観測すれば被害状況が即座にマッピングできるのに。残念。

 

■宇宙ゴミと戦う-ロッキード、豪社と追跡施設建設へ

【キャンベラ(オーストラリア)】宇宙ゴミ(スペース・ゴミ)は、ハリウッド映画のヒット作「ゼロ・グラビティ(重力)」で描かれたように、現実的な心配事になっている。映画は、宇宙ゴミの嵐が軌道上の宇宙船を襲い、生き残った宇宙船の乗組員を窮地に陥れるという内容だった。

米防衛大手ロッキード・マーティンは、キャンベラに本拠を置くハイテク会社と共同で、オーストラリアのアウトバック(内陸部の広大な砂漠地帯)に追跡施設を建設する。この施設では、地球の軌道を回っている商業人工衛星や非商業衛星を脅かす宇宙ゴミを追跡する。野球のボール程度の小さなゴミでも追跡できるようになるという。(続きはURLで・・・)

http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052970204431804580116822675169644?mod=WSJJP_Technology_Left_Latest_News

※2ヶ月ぐらい前に出張先のホテルで「ゼロ・グラビティ(重力)」を観ました。危険性を誇張した内容ではありましたが(※やや非現実的という意味)、今後の宇宙開発の対策としては考慮しなければならないことを映画として表現されていました。主演のサンドラ・ブロックさんが壊れた宇宙ステーションを捨てて中国の宇宙ステーションに移動して、再突入カプセルで地球に戻ったという結末でした。映画の中での中国版宇宙ステーションのスイッチのラベルが中国語だったのは私には衝撃的でした。宇宙開発は全地球レベルで初めて機能するシステムなので、国際的な標準化、言語の標準化は必須だと痛感しました。

 

■1200光年彼方の星で天体衝突による塵の増加

外線衛星「スピッツァー」の観測で、1200光年彼方にある星の周囲のダストが爆発的に増加するようすがとらえられた。2つの岩石天体の大規模衝突によるものとみられ、地球のような岩石惑星が作られる途上での重要な過程をリアルタイムに観測した初めての例となる。

米・アリゾナ大学などの国際チームは、衛星「スピッツァー」を用いた赤外線観測で、ほ座の方向約1200光年彼方にある若い恒星ID 8の周囲にあるダスト(塵)の量を2012年5月から調べていた。この恒星が昼間の空にあった2012年8月~2013年1月に観測を中断し、2013年1月に観測を再開したところ、ダストの量が中断前と比べて劇的に増加していた。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/08/29ngc2547/index-j.shtml

 


今日のニュース140828

2014-08-28 22:35:33 | 佐鳥新の教授&社長日記

■「宇宙博」入場者が20万人突破 「宇宙には夢、孫と」

千葉市「宇宙博」入場者が20万人突破 「宇宙には夢、孫と」の幕張メッセで開催中の「宇宙博2014」(朝日新聞社など主催)の入場者が28日、20万人を突破した。20万人目の入場者は、茨城県下妻市の小学6年川端芽依さん(12)。祖父母、弟と来場した。主催者側から記念品として図録やオリジナルグッズが贈られた。川端さんは「宇宙博で、宇宙の中を体験してみたい」と話し、一緒に来場した祖父母は「宇宙には夢があるから、孫を連れて来たかった」と語った。9月23日まで。

http://www.asahi.com/articles/ASG8Q6GW5G8QUKJH00C.html

 

■日本初の人工衛星の名前は? 九州の地名が由来だよ

1970年2月、日本初の人工衛星打ち上げに成功しました。旧ソ連、アメリカ、フランスに次いで世界で4番目でした。人工衛星を打ち上げる技術を試験するための衛星で、全長は1メートル。「おおすみ」の名前は、ロケット発射場が九州南端の大隅半島にあることにちなんでいます。2003年に大気圏に突入し消滅するまで、地球を回り続けました。

http://www.asahi.com/articles/ASG8N52SJG8NUEHF00L.html

(今日、「おおすみ」を打ち上げた秋葉先生と「係留飛行船」の設計会議をしました。)

 

■アルマやケックIIで観測、衝突銀河のベストショット

おとめ座の方向に浮かぶ天体H1429-0028は、今から約70億年前の宇宙で起こった銀河衝突の現場である。「H-ATLAS」と呼ばれるサーベイによって発見された後、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)、ケックII望遠鏡、アルマ望遠鏡、カール・ジャンスキー超大型干渉電波望遠鏡群(JVLA)、超大型電波干渉計(VLA)といった望遠鏡で詳細な観測が行われ、それぞれのデータを重ね合わせることにより、遠方の衝突銀河のものとしてはこれまでにないベストショットが作られた。

H1429-0028と地球との間には別の銀河が存在する。この銀河の巨大な質量によって重力がレンズのような役割を果たす重力レンズ効果のおかげで、遠方にあるH1429-0028を詳しく調べることができた。

(続きはURL参照)

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/08/28merger/index-j.shtml

 

■史上初の彗星着陸に向け、探査機ロゼッタが調査中

8月6日にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に到着した探査機「ロゼッタ」は、11月に予定されている子機「フィラエ」の着陸に備えて調査を行っている。

ロゼッタは、およそ100km離れた軌道から彗星核の地形を詳しく観測し、表面温度、気圧などを測定する。これらのデータをもとに地形の凹凸、日照時間、フィラエと地球との通信を中継する親機ロゼッタとの通信可能時間などを検討した結果、現時点で候補地は5つにしぼられた。最終的な着陸地の決定は10月中旬に予定されている。現時点では11月11日に目標設定されている着陸日も、同時に確定される。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/08/27rosetta/index-j.shtml

 

■探査機ニューホライズンズ、海王星軌道を越えて冥王星へ

2006年1月に地球を出発したNASAの探査機「ニューホライズンズ」が、8月25日(米東部時間)に海王星の軌道を越えた。地球の30倍以上も太陽から離れた彼方に広がる太陽系外縁の世界へと飛び出した探査機は、打ち上げ当時にはまだ惑星の地位にあった冥王星を目指す。

(続きはURL参照)

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/08/26newhorizons/index-j.shtml

 

■宇宙ごみ監視部隊の創設検討=防衛省、監視技術も開発

防衛省は28日、宇宙開発利用に関する基本方針を改定し、新たに宇宙に漂うロケット破片など人工衛星に損傷を与えかねない宇宙ごみ(デブリ)の監視を担当する自衛隊部隊の創設を検討することを盛り込んだ。関係省庁とも連携し、実現に向けた課題を詰める。
 方針は、宇宙ごみの増加や、地上から人工衛星に向けて発射するミサイル開発が中国などで進んでいることを、「安定的な宇宙開発利用に対する重大な脅威」と指摘。宇宙空間の安全を確保するため、監視を行う専門部隊の必要を訴えた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140828-00000149-jij-pol

 

■JAXA、ASTRO-Hに相乗りする超小型衛星4機を決定

相乗りする超小型衛星については、有償・無償の仕組みで今年4月に公募し、応募された提案に対する審査を行った結果、4機を選定した。

有人宇宙システムの「米国商業超小型衛星」(有償)、九州工業大学の「鳳龍四号」(無償)、名古屋大学の「ChubuSat-2」(無償)、三菱重工業の「ChubuSat-3」(無償)の4機。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140828-00000043-rps-bus_all

 

■米スペースXのロケット、試験飛行中に爆発

【AFP=時事】打ち上げられた後に地球に戻り、再利用できる宇宙船の開発を進めている米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)のロケットが22日、試験飛行中に空中で爆発した。負傷者はなかった。

爆発したロケットは試作機「グラスホッパー(Grasshopper)」に続く、エンジン3基を搭載した「F9R」試験機。同社の発表によると、試験飛行中に異常が検知されたため、自動的に飛行が中止されたという。試験飛行には米連邦航空局(Federal Aviation Administration、FAA)の係官も立ち合い、試験飛行から飛行中止まで全てが予定されていた試験空域の範囲内で行われたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140823-00000017-jij_afp-sctch

 

■重力波望遠鏡ってどんなもの?

― 重力波で2点間の距離は微妙に変わる

 間接的に証明できたなら、次は重力波の直接観測だ。様々な天体現象が重力波を発生するであろうことが理論的に予想されている。重力波が観測できるようになれば、重力波で宇宙を観測することが可能になる。重力波は物体に遮られないので、重力波による宇宙の観測により今までは観測できなかった、様々な天体現象が観測可能になるだろう。

 一例としてビッグバン直後の宇宙の観測がある。

 遠くの宇宙を観測することは、過去を見るのと同じだ。ところがビッグバン直後の宇宙は水素やヘリウムのプラズマが充満しているので、光や電波を通さず、観測できない。しかし物体に遮られない重力波なら、ビッグバン直後の宇宙も観測できる。超遠方の宇宙から来る重力波を観測すれば、ビッグバン直後の宇宙で質量がどのように分布していたかが分かるのではと期待されているのだ。

 重力波望遠鏡であるKAGRAは、レーザー光線を使って重力波を検出する。空間のひずみである重力波が到達すると、2点間の距離が微妙に変化するが、変化の度合いは2点間の向きによって異なる。重力波に沿った方向と、直角の方向では距離の変化が違うのだ。そこで、互いに直交したトンネル内にレーザー光線を往復させた後で、二つのレーザー光線を干渉させることで、トンネルのわずかな距離変化を測定し、重力波を検出する。

(続きはURL参照)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140827-01059490-trendy-sci&p=2

 

 


今日のニュース140827

2014-08-27 07:49:58 | 佐鳥新の教授&社長日記

■宇宙物理学者、ETを探す-20年以内に発見可能と予想

米マサチューセッツ工科大学(MIT)の宇宙物理学者、セーラ・シーガー教授(43)はエイリアン(地球外生物)を探しており、今後20年以内に発見できるかもしれないと考えている。

米科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された新たなリポートの中で、同教授は、われわれ人間が他の惑星に生命体を発見する能力を近く手にするかもしれないと論じている。同教授はその能力獲得を「目覚め(Awakening)」と名付けている。

http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052970204431804580112794029354702?mod=WSJJP_hpp_MIDDLENexttoWhatsNewsThird

 

■JR東海、品川-名古屋間のリニア工事申請-総工費5兆5235億円、今秋にも着手へ

JR東海は26日、2027年に品川―名古屋間で開業予定のリニア中央新幹線について、建設工事の実施計画を国土交通相に申請した。総工費は人件費の高騰などを織り込んだ結果、従来計画に比べて935億円増の5兆5235億円となる見通し。国交省は計画の内容を審査して認可する方針で、JR東海は早ければ今秋にも、工期が10年以上におよぶリニア中央新幹線の建設工事に着手する。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1120140827agbe.html

 

■文科省、次世代国産航空機開発で25年までに500億円投入

文部科学省は2025年をめどに完成する次世代国産航空機の開発に向け、事業経費として約80億円を15年度予算の概算要求に盛り込む。民間航空機の国産化研究開発と大型試験設備の整備に充てる予定。このうち同国産化研究開発については、25年までの総事業費として400億―500億円規模を想定している。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720140827eaai.html

 

■文科省、税制改正で国立大・研究開発法人への個人寄付の税額控除導入を要望

文部科学省は2015年度の税制改正で、国立大学や研究開発法人に対する個人寄付の税額控除の導入を要望する。寄付集めの専門人材の研修や配置も実施。現在、年500億円程度の教育・研究向け個人寄付について、数千億円規模へ引き上げを目指す。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720140827eaab.html

 


今日のニュース140826

2014-08-26 07:24:39 | 佐鳥新の教授&社長日記

■文科省、「H3」ロケットに130億円-まず基本設計、15年度概算要求盛り込む

文部科学省は2020年度の打ち上げを目標に開発中の新型基幹ロケット「H3(仮称)」の事業経費として、130億円程度を15年度予算の概算要求に盛り込む。ロケットのコンポーネントの組み合わせを設計する基本設計などに充てる予定。14年度から開発に着手している新型機については三菱重工業が主導し、JAXAなどが協力する“オールジャパン体制”を敷く。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1520140826aaay.html

 

■由紀精密、アストロスケールと提携-宇宙ゴミ除去衛星の機構・ハードウエア開発強化

由紀精密(神奈川県茅ケ崎市)は、シンガポールを拠点とする宇宙関連ベンチャーのアストロスケールと資本業務提携を25日に締結した。アストロスケールは岡田光信CEOが2013年に創業し、宇宙ゴミ除去のための衛星開発を手がける。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120140826agbf.html

 

■海洋機構など、衛星で海洋資源探査-次世代無人機開発、衛星と海上母船から遠隔操作

海洋研究開発機構と港湾空港技術研究所は、人工衛星を使った海洋資源調査技術の開発に乗り出す。新たに開発する次世代の遠隔操作型無人探査機(ROV)と、海上の母船を光ファイバーケーブルでつなぎ、陸上基地局から衛星と母船を経由してROVを遠隔操作する。ROVは海底を機動的に移動でき、海底火山の斜面に分布するコバルトリッチクラストなどの硬質の鉱物資源試料を採取できる。

開発する多点コアリングでは重さ約500キログラムと従来の6分の1。衛星はJAXAなどが開発した超高速インターネット衛星「きずな」が利用される。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720140826eaai.html

 

■すばる望遠鏡15年 驚きの四角い銀河

何の画像か一見、分からないが、豪州などの研究チームがすばる望遠鏡で撮影した矮小(わいしょう)銀河「LEDA074886」だ。地球からの距離は約7000万光年。存在は以前から分かっていたが、この観測で独特の四角い形が明らかになった。

http://sankei.jp.msn.com/science/news/140825/scn14082509330003-n1.htm

 

■千葉大、福島原発偵察用マルチコプターのバッテリー交換ステーション開発

葉大学大学院工学研究科人工システム科学専攻の野波健蔵特別教授は、福島原発偵察用マルチコプター(複数回転翼の無人飛行ロボット)のバッテリー交換ステーションを開発した。8個の電池を搭載し、2時間程度の連続運転が可能になる。今後、原発屋内の探索や災害現場での情報収集などの実証実験で活用する。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720140826eaaf.html

 

■無農薬野菜作る植物工場、中国で急増する理由は

2011年には全国で数か所しかなかったが、現在では約80か所に達している。土壌や水の汚染や過度な農薬の使用が問題になり、高くても安全な食べ物に対する需要が高まっているためだ。

http://www.yomiuri.co.jp/eco/20140824-OYT1T50031.html?from=ytop_ylist