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飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

今日のニュース141022

2014-10-22 09:51:05 | 佐鳥新の教授&社長日記

■宇宙の監視、日米連携を強化へ 自衛隊に新部隊も

日米両政府は、年末までに再改定する日米防衛協力のための指針(ガイドライン)に宇宙監視の協力強化を盛り込む方針を固めた。宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))と米軍の間の情報共有を本格化させる。防衛省は自衛隊に専門部隊を新設し、JAXAの監視業務を移すことを計画する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141022-00000014-asahi-pol

http://www.asahi.com/articles/ASGBJ5DMTGBJUHBI01W.html

 

■「はやぶさ2」載せるロケット…白い姿で公開

三菱重工業は20日、小惑星探査機「はやぶさ2」を載せて11月30日に打ち上げる予定の「H2A」ロケット26号機の胴体部分を、飛島工場(愛知県飛島村)で報道陣に公開した。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20141021-OYT1T50017.html?from=yartcl_blist

 

■中性脂肪、指置くだけ数秒で測定…画期的試作機

産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の研究チームが、採血をすることなく、血液中の中性脂肪を測定できる画期的な装置を試作した。

同研究所の古川祐光(ひろみつ)主任研究員と藤巻真研究グループ長らは、人の目では見えない光の一種「近赤外光」に着目した。近赤外光は皮膚を透過するが、通り抜ける際に血液中の中性脂肪を検出できる。ただ、近赤外光を用いたこれまでの装置は感度が低くなる課題があった。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20141020-OYT1T50055.html?from=yartcl_blist

 


今日のニュース141018

2014-10-18 08:37:31 | 佐鳥新の教授&社長日記

■探査機ロゼッタ探査機の近況ニュース

探査機「ロゼッタ」に搭載されている着陸機「フィラエ」が、ロゼッタとチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P)の2ショットをとらえた。長さ14mの太陽電池パネルの向こう側16km先には、くびれた部分から塵とガスのジェットを噴き出す彗星が見える。

14日にはフィラエの彗星着陸について詳細が決定し、着陸地点は第1候補として挙げられていた「J地点」に確定した。11月12日(水)17時半(日本時間。以下同)にフィラエが分離され、13日0時半に彗星の地表に到着。着陸成功の知らせは、28分20秒後の13日1時ごろに届く予定だ。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/10/17rosetta/index-j.shtml

 

■無人機で追うシャチの隠された生態

CNN) 米海洋大気局(NOAA)とカナダのバンクーバー水族館の共同調査チームがこの夏、無人機に搭載したカメラからシャチの生態をとらえることに成功した。こうした試みは初めてだという。

撮影が行われたのは、カナダ・ブリティッシュコロンビア州のジョンストン海峡。高解像度カメラを載せた無人機を高度30メートルで飛ばし、13日間かけてこの海域に生息する82頭のシャチを追った。

http://www.cnn.co.jp/fringe/35055311.html?tag=top;mainStory

 

■リニア新幹線、着工へ=JR東海の計画認可—太田国交相

リニア新幹線は2027年に開業する予定で、最先端の超電導技術で車体を浮上させて時速500キロで走行、品川—名古屋を最短40分で結ぶ。総工事費は5兆5235億円で、45年に予定している大阪までの延伸を含めれば9兆円に達する巨大プロジェクトだ。

http://jp.wsj.com/news/articles/SB10345363700595394421004580219871345056754?mod=WSJJP_hp_bottom_3_3_bucket_3_left

 

■三菱重工、標準座席数78席の「MRJ70」設計に着手-北米の更新需要に狙い

【名古屋】三菱重工業と子会社の三菱航空機(名古屋市港区)は開発中の国産小型旅客機「MRJ」の2機種目となる70席タイプ「MRJ70」の機体設計に着手した。18日に完成披露(ロールアウト)式典を控える90席タイプ「MRJ90」に続いて開発を進める。2018年前半に型式証明の取得を目指す。現段階でMRJ70の受注はないが、主に北米市場などの地方路線に需要を見込んでおり、機種のバリエーションを増やすことで受注を拡大する考え。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120141017aaac.html

 

■御嶽山噴火、水蒸気爆発の研究に科研費3千万円

下村文部科学相は17日の閣議後の記者会見で、御嶽山噴火の原因となった水蒸気爆発などの研究に科研費(特別研究促進費)を交付すると発表した。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20141017-OYT1T50038.html?from=ytop_ylist

 

■土星衛星ミマス、地下に水の海か

最新の研究によれば、クレーターで覆い尽くされた土星の衛星ミマスの地下には、液体の水の海が存在するという。土星の主要衛星の中では最も小さいミマスは、密度が低く、大部分の氷と岩石で構成されていると考えられている。約23時間の周期で土星を公転しているが、その周回中にリズミカルな揺れが検出された。研究責任者でアメリカ、コーネル大学の惑星科学者ラドワン・タジェディン(Radwan Tajeddine)氏は、「地下に海があるという仮説は、この現象の説得力のある解釈の1つにすぎない」と言う。ミマスのコアが球体ではないという点も、有力な原因として考えられる。「氷で覆われた外層は球体だが、岩石のコアはラグビーボールのような楕円体らしい」と同氏。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141017-00000006-natiogeog-sctch

 


今日のニュース141016

2014-10-16 07:02:21 | 佐鳥新の教授&社長日記

■JAXA、ISS「きぼう」の利用状況を公表

無重力ストレスの化学的シグナルへの変換機構を解明するための「Cell Mechanosensing実験」(2回目)が10月1日に終了。実験後作業を10月10日、12日に実施した。

また、植物の重力感知の分子機構を解明する「Plant Gravity Sensing実験」(1回目)を10月1日に開始した。細胞培養装置(CBEF)でシロイヌナズナを生育させる実験は、10月13日まで行った。

高プラントル数流体のマランゴニ振動流遷移における液柱界面の動的変形効果の実験的評価「Dynamic Surf実験」の準備作業を10月17日から行う。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141014-00000038-rps-sctch

 

■系外惑星の温度分布図を作成

ハッブル宇宙望遠鏡の観測により、初めて太陽系外惑星の大気の詳細な地図作成が実現した。常に光が当たっている昼側の温度分布や、高度による温度変化が示されている。

系外惑星WASP-43bは木星の約2倍の質量で、地球から260光年ほど離れた位置にある。

今回作成された温度分布図は、NASAが今後打ち上げる宇宙望遠鏡によって、恒星の近くを周回する惑星の大気から生命の兆候を探るための道筋を示している。アメリカ、シカゴ大学の天文学者ケビン・スティーブンソン(Kevin Stevenson)氏率いる国際チームはWASP-43bの大気層を観測、生命の存在に欠かせない水の測定も行った。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20141015004

 

■山海筑波大教授、19年度に医療機器産業創出への官民連合体を設立

筑波大学システム情報系の山海嘉之教授(同大サイバニクス研究センター長、サイバーダイン社長)は、新しい医療機器産業創出のために官民連合体を2019年度に立ち上げる。国際認証機関や医療関係者らを巻き込む。内閣府の「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」で育てた人材や企業を対象にサイバーダインが取得した医療機器の認証や海外への事業展開のノウハウを提供する。ベンチャー企業を生み出す産業インフラの一つとして機能させる構想だ。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1520141016aaao.html

 

■The Liberty Webより:特定秘密保護法案 閣議決定(各紙)

政府は14日の閣議で、特定秘密保護法案の運用基準や、同法律の施行期日を12月10日とする政令を決定した。この運用基準により、秘密指定の対象が、防衛、外交、スパイ活動防止、テロ防止の4分野55項目に細分化された。

⇒産経、読売などの保守系新聞は2面以降で扱っているが、毎日、朝日、東京の左翼系新聞は1面で扱っている。また、東京新聞の3面では「曖昧基準で重罰」「暴走防ぐ監視を」などの見出しで大々的に批判を展開するなど、各紙の色が如実に表れた。特定秘密保護法案は軍事機密を他国から奪われないようにするスパイ防止の面で非常に大切だ。4月に防衛移転装備三原則が決定されるなど、徐々に日本は国防に対する意識を強めてはいるが、隣にはスパイ国家中国がいることを忘れてはいけない。 

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8567

 


今日のニュース141013

2014-10-13 08:38:34 | 佐鳥新の教授&社長日記

■農水省など新システム、「ひまわり8号」活用し農作物の自然災害防ぐ

農林水産省は内閣府や気象庁と共同で、高精度の気象情報に基づく栽培管理支援や気象災害回避システムの開発に2015年度から取り組む。HIIA型ロケットで打ち上げられた静止気象衛星「ひまわり8号」では1キロメートル四方から500メートル四方の精密画像提供が可能になるほか、30分に1回だった画像提供頻度を最短で2分半にできるなど情報精度が飛躍的に高まる。この能力を生かし、台風や大雪、竜巻などへの対策を万全にし、被害を最小限に食い止める。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020141013aaac.html

 

■NPOに信用保証…地域活性化へ支援

政府は、中小企業が資金を借りやすくするための信用保証制度の対象に、非営利組織(NPO)法人を新たに加える方針を固めた。

経済産業省が、NPOを対象に入れるために、中小企業信用保険法の改正案を来年の通常国会に提出する。経産省は、このほかにも創業や経営の支援で、NPOを中小企業と同等に扱うよう制度の改正を検討する。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20141012-OYT1T50168.html?from=ytop_ylist

 

■日本は無人ヘリ先進国、なのに御嶽山には使われなかった無念

今回、多くの人が「予知できたら」と思い、また「無人で探索・救出できたら」と思ったのではないか。巷では予知の難しさが語られているが、一方の無人探索は実は実証実験までは終えていた。それが今回投入されなかったのは無念というしかない。(・・・以下略)

http://astand.asahi.com/magazine/wrscience/2014100600007.html?iref=webronza

 

■安川電機、完全自動化した植物工場システム開発へ、植物工場による野菜生産大手と提携

安川電機は、世界初の完全自動化した植物工場システムの開発に向け、植物工場による野菜生産大手、スプレッド(京都市下京区)と業務提携した。実証施設を設けて栽培テストを行い、栽培作業の効率性や栽培の収益性などについて、システムを検証する。パッケージにした自動植物工場として、2016年度に国内外で販売を始める。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/emf/20141010/272436/?bpnet

 


今日のニュース141012

2014-10-12 07:06:05 | 佐鳥新の教授&社長日記

■東北大、ハワイで惑星大気観測を開始-福島・飯館村の望遠鏡をハレアカラ山頂へ移設

東北大学は、同大が所有する天体観測の望遠鏡を福島県飯館村から米ハワイ・マウイ島のハレアカラ山頂へ移設し、本格運用を始めた。太陽系で最も活動度が高い活火山を持つ木星衛星イオの活火山の活動モニターと木星磁気圏影響や、火星大気の気候変動現象などを調べる。

運用を始めたのは「惑星大気観測専用望遠鏡T60観測施設」。東北大大学院理学研究科惑星プラズマ・大気研究センターが所有する施設で、日本では一つだけだった直径60センチメートルの反射式惑星大気観測専用望遠鏡を移設。建物は延べ床面積約30平方メートル、鉄筋コンクリート造りの2階建て。飯館村では原発事故の影響で、空間放射線量が毎時6・5マイクロシ-ベルトと高く、観測が困難となっていた。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720141010eaak.html

 

■愛媛)「愛媛大学」と名付けた惑星 大学では初

愛媛大は9日、18年前に発見された小惑星が「Ehimedaigaku(愛媛大学)」と名付けられたと発表した。大学によると略称の「Aidai(愛大)」と命名された小惑星はあるが、大学の正式名を冠したのは国内初という。

大学によると、この小惑星は約6キロの大きさで、太陽を約3・6年かけて回る。おうし座の方向にあるが肉眼では見えない。高知県芸西村の芸西天文学習館の講師、関勉さん(83)が1996年10月に発見したが、命名せずにいた。

http://www.asahi.com/articles/ASGB93PY4GB9PFIB005.html

 

■M82銀河に史上最も明るいX線パルサー

おおぐま座の方向1200万光年彼方にある銀河M82の超新星を観測していたNASAのX線天文衛星「ニュースター」が、同じ銀河に強いX線のパルス(明滅)をとらえた。その位置にはひじょうに明るいX線源(ULX:超高輝度X線源)「M82 X-2」があることが知られていたが、これが謎の始まりとなった。

すべてのULXの正体は、伴星から物質を奪って光る中質量(太陽数百個分)のブラックホールであると考えられていた。しかしブラックホールは明滅しない。研究者らは最初、このパルスがM82 X-2ではなく別のX線源からのものと疑ったが、天文衛星「チャンドラ」と「スウィフト」のX線観測により確かにM82 X-2からのパルスであることが確認された。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/10/10m82x2/index-j.shtml

 

■超大型望遠鏡TMT、いよいよ建設開始

日本、アメリカ、中国、インド、カナダの5か国共同で計画され、2022年からの本格運用を目指す超大型望遠鏡「TMT」の建設が米・ハワイ島で始まった。

TMTは、1.44m径の分割鏡を492枚組み合わせた30mの主鏡が直径66m、高さ56mのドームに収まった構造となる。費用と開発製作は参加国の分担で、日本は約1500億円の建設費のうち25%を負担している。製作については、すばる望遠鏡で培った経験と技術を活かして主鏡材などの重要な部分を担っており、すでに今年度から鏡材の製作研磨が進められている。

完成予定は2021年度で、東京から大阪の1円玉が見えるほどの解像度、そして月の距離にある蛍を1時間の露出で撮像できる高感度での可視光・赤外線観測が行われる。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/10/10tmt/index-j.shtml

 

■土星に吹き荒れる超高速の風

Dan Vergano and Jane J. Lee,
National Geographic News
October 9, 2014

土星の上層大気を時速1800キロ(秒速500メートル)もの猛スピードで駆けめぐる雲。土星探査機カッシーニから撮影した。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2014100902

 


今日のニュース141009

2014-10-09 12:34:01 | 佐鳥新の教授&社長日記

■エリック・ベトツィック氏ら米・独3氏にノーベル化学賞-超高解像度の蛍光顕微鏡開発

スウェーデン王立科学アカデミーは8日、2014年のノーベル化学賞を、米ハワードヒューズ医学研究所のエリック・ベトツィック・グループリーダー(54)、独マックス・プランク生物物理化学研究所所長のシュテファン・ヘル教授(51)、米スタンフォード大学教授のウィリアム・モエナー教授(61)に贈ると発表した。授賞理由は「超高解像度の蛍光顕微鏡の開発」。

光学顕微鏡は光の波長の半分が分解能の限界だったが、受賞者らは蛍光分子を使うことでこの限界を避け、光学顕微鏡で生きた細胞のナノレベルの世界を観察できるようにした。ナノスコピーと呼ばれるこの手法で、細胞内部における分子の経路を視覚化し、脳内の神経細胞間でどのようにシナプスを作るか見ることができる。パーキンソン病やアルツハイマー病、ハンチントン病などのたんぱく質や、受精卵が胚に分かれていく時のたんぱく質を追跡できるようになった。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1320141009agau.html

 

■「GaN、これからも探求」-ノーベル物理学賞・赤崎教授が今後の研究に意欲

ノーベル物理学賞の受賞決定から一夜明けた8日、赤崎勇名城大学教授(写真)が名古屋市天白区の同大学で日刊工業新聞社のインタビューに応じた。「受賞がこんなに大変だとは。休む暇もない」と率直な感想を語った。同時受賞した天野浩名古屋大学教授とは電話で話した。「私は『一緒にやれてよかった』と伝え、天野君は『先生のおかげ』と言ってくれた」と笑顔をみせた。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1320141009agax.html

 

■赤銅色の皆既月食、世界各地で観測

(CNN) 世界各地で8日、月が地球の影に隠れる皆既月食が観測された。赤銅色に見える「ブラッドムーン」が見られ、多くの人びとがその様子を楽しんだ。

皆既月食は北米と太平洋、東アジアの広い地域で観測された。米国では東部標準時の午前6時25分ごろから7時24分ごろまで皆既月食が続いた。

8日の皆既月食は、ほぼ半年ごとに皆既月食が4回連続する「テトラッド」という珍しい現象の2回目。前回の4月15日から始まって、次回の2015年4月4日、同年9月28日まで皆既月食が4回続く

http://www.cnn.co.jp/fringe/35054913.html?tag=top;subStory

 

■宇宙飛行士を「冬眠」させて火星へ、NASA研究

アトランタ(CNN) 地球を発って火星へと旅する宇宙船。船内では6人の宇宙飛行士が並んで眠る。身体に装着されたチューブが6人の健康状態をモニタし続ける――。

火星への有人飛行を目指す米航空宇宙局(NASA)の助成を受け、米スペースワークス社がそんな技術の研究を進めている。

(中略)

冬眠技術は30年以内に実用化できるとブラッドフォード氏は予想、「火星への初飛行には間に合うと思う」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141008-35054863-cnn-int

 


今日のニュース141004

2014-10-04 07:12:13 | 佐鳥新の教授&社長日記

■気象衛星「ひまわり8号」7日打ち上げ-世界初カラー画像撮影、ゲリラ豪雨発生も監視

気象庁の次期静止気象衛星「ひまわり8号」が7日午後に、国産主力のロケット「H2A」に載せて、種子島宇宙センター(鹿児島県南種子島町)から打ち上げられる。気象衛星としては世界で初めてカラー画像の撮影ができる次世代型で、撮影間隔を従来の30分から10分間に短縮。台風やゲリラ豪雨をきめ細かく監視し、予報精度の向上や防災への貢献が期待される。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1520141003afan.html

 

■シャープ、暗闇でもカラー動画がハイビジョン撮影できる監視カメラ開発

シャープは暗闇でもカラー動画がハイビジョン撮影できる監視カメラを開発し、11月に市場参入する。光がない環境でカラー撮影できるカメラは業界で初めて。産業技術総合研究所などと共同開発した赤外線カラー暗視撮影用電荷結合素子(CCD)を応用した。

第1弾のボックス型のサイズは一般的な監視カメラと同等の直径83ミリ、長さ180ミリメートル。暗闇でも5メートル離れた被写体を毎秒30コマで撮影できる。価格は15万―20万円で販売目標は17年度10万台。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320141003aaaw.html

 

■内閣府、革新的研究推進プロ8件の概要決定-予算総額550億円

内閣府は2日、産業や社会に大きな変革をもたらす研究開発を支援する「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」で、8プログラムの概要を決めた。総額550億円の予算を1プログラムにつき30億―40億円の範囲で分配。責任者であるプログラム・マネージャー(PM)が企業や研究機関と連携し、5年以内の実現を目指す。研究の概要と主な参加機関は次の通り。

▽伊藤耕三PM=薄膜で強い高分子材料(旭硝子、三菱樹脂、東レ、ブリヂストン、住友化学、日産自動車など)▽佐野雄二PM=小型・高出力の光量子ビーム(大阪大学など)▽佐橋政司PM=究極のエコIT機器(東芝、富士通、ルネサスエレクトロニクスなど)▽鈴木隆領PM=超高機能構造たんぱく質(スパイバー、慶応義塾大学など)▽藤田玲子PM=核変換による高レベル放射性廃棄物低減(東芝、理化学研究所など)▽八木隆行PM(キヤノン、日立アロカメディカル、資生堂など)▽山川義徳PM=脳情報の可視化と制御(東京大学など)▽山本喜久PM=量子人工脳を量子ネットワークで接続(NTT、NEC、東芝、三菱電機など)

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720141003eaab.html

 

■御嶽山の火口列、レーダーで観測 中央に直径18m火口

情報通信研究機構(NICT)は、航空機レーダーから御嶽山を観測し、山頂の西側で火口列の姿をとらえた。多数の小さな火口が東西約230メートルにわたって直線状に並び、中央には直径約18メートルの火口が開いていることを確認した。レーダーは噴煙や雲の影響を受けることなく、地表の約30センチの大きさを識別することができる。

http://preview.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%be%a1%e5%b6%bd%e5%b1%b1%e3%81%ae%e7%81%ab%e5%8f%a3%e5%88%97%e3%80%81%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%80%e3%83%bc%e3%81%a7%e8%a6%b3%e6%b8%ac-%e4%b8%ad%e5%a4%ae%e3%81%ab%e7%9b%b4%e5%be%84%ef%bc%91%ef%bc%98%ef%bd%8d%e7%81%ab%e5%8f%a3/ar-BB7elrF

 

■北朝鮮、「衛星発射場」の改修完了か 年内発射の懸念も

ソウル(CNN) 北朝鮮西岸の「西海衛星発射場」で大型ロケット打ち上げのための改修工事が完了し、年内にも打ち上げが行われるのではないかとの懸念が強まった。米ジョンズ・ホプキンス大学の研究所が運営する北朝鮮情報サイト「38North」が明らかにした。

http://www.cnn.co.jp/world/35054635.html?tag=top;topStories

 

■世界初、波力発電の実験始まる「潮吹き穴」とは

東京大先端科学技術研究センター(東京)は2日、福井県越前町小樟(ここのぎ)の海岸沿いで研究を進める「ブローホール」(潮吹き穴)を利用した波力発電システムの実験開始式を現地で行った。

ブローホールを使った波力発電は、岩盤に穴を掘り、穴に入る波の上下動によって発生する空気の流れを陸上のタービンが受けて、発電する仕組み。センターによると、穴の掘削工事以外に大規模な工事が不要なため、低コスト化につながるという。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20141002-OYT1T50157.html?from=ytop_ylist

 

 


今日のニュース141003

2014-10-03 05:56:20 | 佐鳥新の教授&社長日記

■静岡)目指せ宇宙エレベーター 静大が人工衛星で実験へ

宇宙空間で長さ100メートルの「ひも」を張る実験に、静岡大学初の超小型人工衛星が挑戦する。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の公募で実験の価値が認められ、2016年度に国際宇宙ステーション(ISS)から飛び立つことが決まった。地域のものづくり企業にも協力を求め、1年をかけて衛星開発を目指す。

宇宙空間でひもを張る計画を進めるのは、静大大学院工学研究科(浜松市中区)の山極芳樹教授(56)らのグループ。ISSから小型衛星を放つ事業をJAXAが公募し、9月下旬、国内の4大学・企業の計画とともに選ばれた。

http://www.asahi.com/articles/ASG9Z4GRSG9ZUTPB00S.html

 

■火口とみられるくぼ地確認 「だいち2号」の御嶽山画像

空630キロから、噴煙や雲を透過できる波長の長い電波で観測・撮影した。噴火前の8月18日と噴火後の9月29日の画像を比較すると、剣ケ峰山頂の西側に噴出口とみられる長さ約210メートル、幅約70メートルのくぼみができていた。また画像を重ね合わせて変化をみると、山の周囲で火山灰が積もった様子が確認できた。

http://www.asahi.com/articles/ASG9Z5F25G9ZULBJ00X.html

 

■「はやぶさ2」11月30日打ち上げ 下村文科相が発表

下村博文文部科学相は30日、小惑星探査機「はやぶさ2」を11月30日に打ち上げることを発表した。閣議後の記者会見で明らかにした。同日午後1時24分、鹿児島県種子島宇宙センターからH2Aロケットで打ち上げる。

http://www.asahi.com/articles/ASG9Z3J31G9ZULBJ005.html

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/09/30hayabusa2/index-j.shtml 

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20141001-00000015-jnn-soci

 

■太陽フレアの1万倍、赤色矮星で起こった最強のスーパーフレア

地球から60光年彼方の赤色矮星で、X線強度が太陽フレアの1万倍、かつ2週間ほど断続的に続いた、最強で最長のスーパーフレアが観測された。

スーパーフレアが観測されたのは、地球から60光年彼方にある「りょうけん座DG」という赤色矮星の連星の一方だ。連星を成す2つの星はどちらも質量、大きさとも太陽の3分の1ほどで、誕生したのは3000万年ほど前とみられている。2つの星の距離は太陽~地球間の3倍程度と近いため、どちらの星がフレア爆発を起こしたのかは観測では明らかになっていない。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/10/02superflare/index-j.shtml

 

■北極航路の利用状況把握 青森県、JAXAなどと連携

青森県は1日、世界中の船舶の北極海航路の利用状況を把握するため、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、国土交通省国土技術政策総合研究所、同省北海道開発局と連携協定を結んだ。地球温暖化による海氷減少に伴い、北極海航路は利用拡大が見込まれる。県は連携で得られた知見を津軽海峡を利用した物流戦略に生かす考えだ。
 連携期間は来年末まで。青森県はJAXAがことし5月に打ち上げた「陸域観測技術衛星2号」などの衛星から、世界中のコンテナ船の航跡をたどったデータなどを無料で提供してもらう。
 県によると、アジア-ヨーロッパ間はスエズ運河を経由する「南回り」が一般的だが、近年、夏は海氷減少により北極海の通航が可能となった。南回りの約6割の距離で航行でき、輸送時間短縮や燃料費抑制、海賊が多発するソマリア沖の回避など利点は多く、世界中で利用が増えると見込まれる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141002-00010011-khks-bus_all

 

宇宙の起源は4次元? 最大の謎に大胆な新説

カナダのウォータールー大学に所属する研究グループの学説。

4次元宇宙における事象の地平面は2次元の面ではなく、3次元の面になっている(ただし、それがどのような存在なのか、私たちがイメージするのは難しい)。そして、その3次元の事象の地平面を囲む、3次元の膜のようなものが、私たちの3次元宇宙の本体だという。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO77444830U4A920C1000000/

 


今日のニュース140920

2014-09-20 13:37:08 | 佐鳥新の教授&社長日記

■ガスが増えると切り替わる、銀河中心ブラックホールのX線放射

 天文衛星「すざく」によるX線観測から、活動銀河核のブラックホールに流れこむガスがある一定の量を超えると、放射されるX線の成分や量、変動の仕方が劇的に変化することがわかった。ガスの重力エネルギーを放射に変換する機構が、ガスの量次第で異なる動作モードに切り替わることが示されている。

理化学研究所と東京大学などの共同研究グループは、しし座の方向約7700万光年彼方にある銀河NGC 3227の中心にある巨大ブラックホールを、天文衛星「すざく」のX線観測データから調べた。

ガスの重力エネルギーを放射に変える「AGNエンジン」の中に異なる働きを担う2つの部分が存在し、吸い込まれるガスの量が少ない時にはそのうちの片側だけ、ガスの量が増えてくると両方が働き出すという、AGNの新しい機能や構造が示された。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/09/19ngc3227/index-j.shtml

 

■海保が国内最大のチムニー群発見 久米島沖、海底資源埋蔵の可能性

海上保安庁は19日、沖縄県の久米島沖の海底で、国内最大規模のチムニー(煙突)群を発見したと発表した。チムニーは熱水に溶けた銅や鉛などが低温の海水と反応して沈殿したもので、海保は「周辺海域には海底資源が埋蔵している可能性がある」としている。

海保は今年6月、久米島沖の水深約1400メートルの海底を測量船で調査した際、0.45平方キロ(東京ドーム約10個分)のエリアで熱水を噴出しているチムニー群を発見。最も高いもので約20メートル以上あった。チムニー周辺には高さ10メートル程度のマウンド(円錐(えんすい)状の高まり)も見つかった。

http://sankei.jp.msn.com/science/news/140919/scn14091917450002-n1.htm

 

CO2地下貯留、コスト課題 政策の後押し不可欠

二酸化炭素(CO2)回収・貯留システム(CCS)の実用化へ向け、電力、石油、エンジニアリングなどの35社が出資する日本CCS調査が7月、北海道の苫小牧に実証実験設備を着工した。CCSは地球温暖化防止の重要な手段とされ技術開発が進むが、普及には法規制やコスト面で課題も多く、企業の導入意欲を高めるのは難しい。

苫小牧のプロジェクトは2016年度から3年間、年10万トンのCO2を海底下1100~3000メートルの二カ所に送り込む。温度、圧力などの詳細なデータをとり、CO2が想定通り閉じ込められるかを確認する。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO77176430X10C14A9X93000/

 


今日のニュース140918

2014-09-18 21:19:39 | 佐鳥新の教授&社長日記

■JAXA 光学地球観測衛星と光通信衛星をコラボ運用…2019年打ち上げを目指す

平成27年度予算案に51億円の開発予算が盛り込まれたJAXA 宇宙航空研究開発機構の「先進光学衛星」は、分解能0.8~1m、観測幅50~70kmのハイレゾ光学地球観測衛星。2019年度(平成31年度)にH-IIAロケットでの打ち上げを目標とする。2006年に打ち上げられ、2011年に運用を終了した地球観測衛星「だいち(ALOS)」の光学センサーをさらに高分解能化し、1mを切る解像度を目指す。災害発生時に広域を迅速に観測できるよう、これまで日本国内で発生した災害の規模を踏まえて、50kmを越える観測幅とする。衛星質量は2トン級と比較的大型で、静止軌道上の衛星へ光でデータを送信する実証機器や防衛省が開発する赤外線センサーの実証機器を搭載。バッテリーや太陽電池パネルなど電源機器の長寿命化を図り、設計寿命は、これまでの5年よりも長く7年(目標は10年)だという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140918-00000065-rps-ind

 

■シャトル後継、スペースXなど2社に NASAが委託へ

米航空宇宙局(NASA)は16日、スペースシャトル後継機となる有人宇宙船の開発をボーイング社とスペースX社の米2企業に委託すると発表した。NASAが支払う開発費は、ボーイング社に42億ドル(約4500億円)、スペースX社に26億ドル(約2790億円)を見込むという。

http://www.asahi.com/articles/ASG9K25JSG9KUHBI006.html

 

■青い星が物語る、黄色超巨星爆発の決定的証拠

ハッブル宇宙望遠鏡の観測によって、3年前に超新星が出現した場所に明るい青色の星が発見された。超新星の元となったのは、重力崩壊型の超新星爆発を起こさないと従来考えられてきた黄色超巨星だったという説を裏付ける決定的な証拠となる。

超新星2011dh(SN 2011dh)は2011年6月に、「子持ち銀河」の愛称で知られる銀河M51に現れた。重力崩壊型に分類されるこのタイプの超新星爆発は、赤色超巨星か青色のウォルフ・ライエ星の一生の最期に起こると考えられてきたが、爆発前の画像でその場所にあったのは、黄色超巨星だったため、論議を巻き起こしていた。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/09/18sn2011dh/index-j.shtml

 

■星の誕生現場にアミノ酸の材料を豊富に検出

大石雅寿さん(国立天文台天文データセンター)らの研究チームは、今まさに星が誕生している現場である2つの星間分子雲を、国立天文台野辺山(長野県)の45m電波望遠鏡で観測した。その結果、メチルアミンという物質が天の川銀河中心部における量の約10倍も存在することをつきとめた。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/09/16preglycine/index-j.shtml

 

■2014-09-17 アマゾン創業者の新興企業、宇宙開発でボーイングと協力(WSJ)

米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムの創業者で最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾス氏が長年ひそかに抱いていた宇宙開発参加の野心が突然公にさらされることになりそうだ。

ベゾス氏が手掛けてきた宇宙船開発新興企業のブルー・オリジンは、航空宇宙製造大手ボーイングの主導するチームの一員として、国際宇宙ステーション(ISS)と地球の間で宇宙飛行士を輸送するという米航空宇宙局(NASA)との事業契約を受注する見通しになった。この問題に詳しい関係筋が明かした。(続きはURLで・・・)

http://www.spaceref.co.jp/

 

■歩行者が多ければ「青」延長、ロンドンにハイテク信号機

(CNN) 英ロンドンで、信号待ちの歩行者の数を数えて青信号の時間を調整するシステムの実験が行われる。

このシステム「ペデストリアンSCOOT」は、最新式のビデオカメラを使って交差点で信号待ちをしている歩行者の数を測定。特定の数を超えると青信号の時間を延長し、より多くの歩行者が交差点を渡れるようにする。

逆に信号待ちの歩行者が少ない場合は車道側の青信号の時間を延長する。こうしたシステムの導入は世界で初めてだという。

http://www.cnn.co.jp/tech/35053965.html?tag=cbox;tech