■JAXA 光学地球観測衛星と光通信衛星をコラボ運用…2019年打ち上げを目指す
平成27年度予算案に51億円の開発予算が盛り込まれたJAXA 宇宙航空研究開発機構の「先進光学衛星」は、分解能0.8~1m、観測幅50~70kmのハイレゾ光学地球観測衛星。2019年度(平成31年度)にH-IIAロケットでの打ち上げを目標とする。2006年に打ち上げられ、2011年に運用を終了した地球観測衛星「だいち(ALOS)」の光学センサーをさらに高分解能化し、1mを切る解像度を目指す。災害発生時に広域を迅速に観測できるよう、これまで日本国内で発生した災害の規模を踏まえて、50kmを越える観測幅とする。衛星質量は2トン級と比較的大型で、静止軌道上の衛星へ光でデータを送信する実証機器や防衛省が開発する赤外線センサーの実証機器を搭載。バッテリーや太陽電池パネルなど電源機器の長寿命化を図り、設計寿命は、これまでの5年よりも長く7年(目標は10年)だという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140918-00000065-rps-ind
■シャトル後継、スペースXなど2社に NASAが委託へ
米航空宇宙局(NASA)は16日、スペースシャトル後継機となる有人宇宙船の開発をボーイング社とスペースX社の米2企業に委託すると発表した。NASAが支払う開発費は、ボーイング社に42億ドル(約4500億円)、スペースX社に26億ドル(約2790億円)を見込むという。
http://www.asahi.com/articles/ASG9K25JSG9KUHBI006.html
■青い星が物語る、黄色超巨星爆発の決定的証拠
ハッブル宇宙望遠鏡の観測によって、3年前に超新星が出現した場所に明るい青色の星が発見された。超新星の元となったのは、重力崩壊型の超新星爆発を起こさないと従来考えられてきた黄色超巨星だったという説を裏付ける決定的な証拠となる。
超新星2011dh(SN 2011dh)は2011年6月に、「子持ち銀河」の愛称で知られる銀河M51に現れた。重力崩壊型に分類されるこのタイプの超新星爆発は、赤色超巨星か青色のウォルフ・ライエ星の一生の最期に起こると考えられてきたが、爆発前の画像でその場所にあったのは、黄色超巨星だったため、論議を巻き起こしていた。
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/09/18sn2011dh/index-j.shtml
■星の誕生現場にアミノ酸の材料を豊富に検出
大石雅寿さん(国立天文台天文データセンター)らの研究チームは、今まさに星が誕生している現場である2つの星間分子雲を、国立天文台野辺山(長野県)の45m電波望遠鏡で観測した。その結果、メチルアミンという物質が天の川銀河中心部における量の約10倍も存在することをつきとめた。
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/09/16preglycine/index-j.shtml
■2014-09-17 アマゾン創業者の新興企業、宇宙開発でボーイングと協力(WSJ)
米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムの創業者で最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾス氏が長年ひそかに抱いていた宇宙開発参加の野心が突然公にさらされることになりそうだ。
ベゾス氏が手掛けてきた宇宙船開発新興企業のブルー・オリジンは、航空宇宙製造大手ボーイングの主導するチームの一員として、国際宇宙ステーション(ISS)と地球の間で宇宙飛行士を輸送するという米航空宇宙局(NASA)との事業契約を受注する見通しになった。この問題に詳しい関係筋が明かした。(続きはURLで・・・)
http://www.spaceref.co.jp/
■歩行者が多ければ「青」延長、ロンドンにハイテク信号機
(CNN) 英ロンドンで、信号待ちの歩行者の数を数えて青信号の時間を調整するシステムの実験が行われる。
このシステム「ペデストリアンSCOOT」は、最新式のビデオカメラを使って交差点で信号待ちをしている歩行者の数を測定。特定の数を超えると青信号の時間を延長し、より多くの歩行者が交差点を渡れるようにする。
逆に信号待ちの歩行者が少ない場合は車道側の青信号の時間を延長する。こうしたシステムの導入は世界で初めてだという。
http://www.cnn.co.jp/tech/35053965.html?tag=cbox;tech