うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

鰆(サゴシ)

2011-05-05 20:38:15 | 釣り
鰆の幼魚を富山ではサゴシと言い、それが富山湾で釣れているとの情報が新聞に載っていました。
20g~30gのメタルジグを投げて引くだけで50cm前後のサゴシが釣れるそうです。
もちろん、こういう話は眉につばをつけながら聞かないと落胆が避けられません。
サクラマスを初めて釣って手が震え何も出来なくなった人間です。
そんな大物が”爆釣状態”と朝刊に書かれても、もし額面道理、私に起きたら、海に落ちるか、交通事故が起こっても不思議ではありません。
連休、時間があったので、地図を持って出かけました。
迷いながら、朝6時頃、海に着くと信じられない光景が目に飛び込んできました。
もう釣りを終え大きなサゴシを2~3匹ぶら下げて帰る人が居ます。堤防には、釣れたサゴシが何匹も転がしてあります。そして、釣り人を見ると竿が大きくしなり、今まさに、FISH ON の状態です。これはいけると思いました。しかしもう堤防は人、人、人、竿を出す隙間さえありません。どんどん長い堤防の先まで歩き、灯台の先のテトラの一部に何とかスペースを見つけ竿を出しました。
釣具店の言うとうり仕掛けをつくり勇んでキャストし続けました。しかし何かが違う、私の周りに人はいっぱい居ますが、そう、静かです。 
それはそうです。魚より多いかと思われる人がいるのですから、釣れれば目立ちます。しかし・・・サゴシと思われる魚が小魚を追っているのが見えます。これがナブラか?と思いながら小一時間
いきなり私の竿がグンと重くなります。そして走る!巻く!ドラグが鳴る!走る!竿を立て堪えます。テトラに入られたらおしまいです。
長いやり取りの後、何とか海から引き上げることが出来ました。サクラマスのような重さがないだけ何とかなりました。
スマートな泳ぐために生まれたような魚体、サバ科を思わせる斑紋、美しいメタリックなグリーン、嬉しい、面白い!でも寒い。54cmを頭に3匹釣れました。
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