浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
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久々のジュリー・ガーウッド♪ 『暗闇に重なる吐息』

2018年07月18日 | ジュリー・ガーウッド

ガーウッドのコンテンポラリーでサスペンスと言えば、ブキャナン兄弟シリーズでしょう!…と言う勝手な思い込みでしたが、兄弟の出番なし(笑)。まだ主役になっていない兄弟(姉妹)たちは何処へ?いつかはヒーロー or ヒロインになるのでしょうか?

今回のヒーローは、FBI(なのでブキャナン出て来るかと思ったのですが(笑))。元々セレブで今では遺産相続で働かなくても大丈夫な上に、家をリフォームして売ってもいる。今までのヒーローとは違う。ヒロインもお金持ち宅生まれですが、父親の高収入は、詐欺によるものでは?と疑っている。子供の頃は、病気のせいで離れていたのですが、今は家族と一緒にいたくないため、ワシントンDCに住んでます。(ワシントンDCが舞台はちょっと珍しいかも。)ヒロインはこれ以上被害者だ出ない様に、父親の詐欺を暴こうとしています。(そのために内国歳入庁(IRS)で働いているらしい。) 

ヒロインと家族との確執があったり、病気のことや、事件も色々起こって一気読み!面白かったです。 ただヒーローがきちんとしていて、ちょっと私には出来過ぎ感があり物足りないですが。あと、ヒロインの家族、嫌い~!やだやだ。ヒロイン、「もう電話して来ないで!」って言ってないで着信拒否したら良いのに~と思ってましたが、出来ないのか?ヒロイン、優し過ぎ★ 個人的にはもっともっとギャフンと言わせて欲しい(笑)。他にもお金儲け主義の弁護士とか悪い人が多々出て来ますが、概ね痛い目みるので、スッキリします(笑)。

不思議なのは、ヒロインが始終ぜんそく対策の吸入器を忘れること。持つことが習慣になるくらいぜんそくと付き合ってると思うんですが。ヒーローの良さ出すため? あ、あと最後の方にあったヒーローの相棒とヒロインの親友のロマンスが気になる~(笑)。そしてブキャナン兄弟話はいつ出るのでしょうか?

 

ところで、「あとがき」読んでビックリ★ ジュリー・ガーウッド、70歳を越えておられるらしい…。 ホットなロマンスと、しっかりしたサスペンスを書かれてるのにおばあさんなの??? 目がテン(笑)。ダイアナ・パーマーも70歳越えておられる様ですが、彼女は作品数が多いし、結構長く書かれているイメージ。 ですが、ジュリー・ガーウッドはまだそんなに書かれてない感。日本で出てないだけなのでしょうか?

で、他の大御所作家さんたちを見てみると、ノーラ・ロバーツとリンダ・ハワードは67歳。…まだまだ大丈夫かと思いますが(失礼?)、《 イヴ&ローク 》では、ぜひ二人のベビーの誕生&その後を書いて欲しい! マクナブとピーボディの新婚生活も! お元気で書き続けて頂きたいです。(もうすぐ《 イヴ&ローク 》の新刊出ます♪♪ )

 

 

庭に植えた柘榴が、5年目でやっと実がなりました♪ 出来るときはいっぱい出来るんですね。そしてあの柘榴色になる前はとっても変な色です(笑)。



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