浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
素敵な小説に出会えると、本当にし・あ・わ・せ。

リサ・クレイパス … 大人の事情(?)を知る。

2014年10月13日 | リサ・クレイパス

ロマンスを読み始めて、11ヶ月。
やっとこさ、ハーレクイン以外の出版社も、ロマンス小説を出していることに気付きました。(遅い?(笑))

この頃、ロマンス小説界に《RITA賞》なるものが存在することを知りました。驚き
ロマンス小説を読んでること自体、ちょっと恥ずかしい…って感じがあって、なかなか自分的に受け入れられてない状態でした。
周りにも読者いない様だし、そんなに需要があるとも思ってなかったので。(失礼★)

それなのに、賞が存在! それも権威ありそうな。
で、どうせ読むなら、上質のロマンスが読みたい! …と考えて、その手を探しました。

そこでヒットしたのが、リサ・クレイパス
そして、『悲しいほど ときめいて』。
ライムブックス。(原書房)

本当に本当に良かったです! ヒーローもヒロインもすごく良くって、話もしっかりしてました。
ヒロインの周りは異様でしたが。
それとハーレクイン育ちには、エッチなのが(「タントラ」って・・・)ちょっとビックリでしたが、それもすぐに慣れました(笑)。
さすが《RITA賞》受賞作。 日本で出版してくれて、ありがとうと心より思いました。

…が、です。
このシリーズ、「ボウ・ストリート」シリーズの3作目なのです。
彼女の日本で最初の出版本なのに。
そして、このシリーズの1作目は9番目、2作目は10番目に出版されます。
このシリーズ、どう考えても 順番通りに読みたい 話です。なのに…。

これは残念な大人の事情なのかなぁ、その後も良く見かけます。
リサ・クレイパスの『あなたのすべてを抱きしめて』も、『あなたを夢みて』の方がその後のお話なのですが、
日本での 発行順は逆 になっています。
辛い…。 関連作は、やっぱり順番に読まないと、 思い入れが全然違って来ます
でも良くある。… 悲しい…。 

で、肝心のリサ・クレイパスの作品たち

「ボウ・ストリート」シリーズ:3部作は、どれも面白いです!! 
一番は『悲しいほど ときめいて』ですが、『想いあふれて』 『憎しみも なにもかも』 も良かったです。

『悲しいほど ときめいて』には、壁の花シリーズに出て来るウェストクリフ伯爵(『恋の香は秋風にのって』のヒーロー)が出てます。
また『もう一度あなたを』は、ウェストクリフ伯爵の妹たちのロマンス♪ こちらもお勧め。

シリーズ物ではないですが、『ふいにあなたが舞い降りて』も好きです♪

「壁の花」シリーズ:4部作も良いですね!
冬空に舞う堕天使と』 と 『恋の香は秋風にのって』 が、1,2番を争ってます。
クレイパスの作品の中でも、上位! 
そして『冬空に舞う堕天使と』のコミックは、岸田黎子氏が描かれていて、もうそれはかっこ良いんです、セバスチャン!!
はぁ~。

そして『冬空に舞う堕天使と』に出ていた、魅力的なロマ人のキャムがヒーローで「ハサウェイ家シリーズ」5部作が始まります。
このシリーズも良いですよねぇ。大好きです♪
(以前は、ジプシーと呼んでいたのですが、今はロマ人なのですね。そしてインド系なのですね、ビックリ。)

どの作品も好きですが、『夜明けの色を紡いで』 『純白の朝はきらめいて』 が、特に良いかなぁ。

リサ・クレイパス、万歳!!

ロマンス小説、本当に色々勉強になります。日々世界が広がってます♪



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