さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

Tanzlied…踊りのうた その2~歌詞

2010-08-15 | 歌のおけいこ


      ほら お祭りがはじまっているわ

      ねえあなた、一緒に踊りに行きましょうよ!

      あの輪のなかで 腕を組んだり離れたり 飛び跳ねたりして

      楽しく陽気に踊りましょう

      ね、あなた 一緒に踊りに行きましょう



      ああ、なんと胸がさわぐことか

      言っておくれ 楽しみはぼくにとってなんになる?

      ここちよい苦しみにやすらぎながら

      きみを抱かせておくれ

      ぼくをうっとりさせておくれ

      言っておくれよ 楽しみはぼくにとってなんになる?



      まあ ワルツが鳴ってるわ

      みんなペアになって踊ってるわ

      ちっちゃい子も 粋なにいさんねえさんも みんないるわ

      さあ、あの輪のなかに入りましょう

      みんな恋人どうしで踊っているわよ



      ああ! こんなどんちゃん騒ぎの輪のなかでは

      ぼくのからだのちからはぬけてしまうよ

      みんながきみを抱くのを見たら

      ぼくは青ざめるにちがいないよ

      こんなどんちゃん騒ぎのなかでは

      胸が痛んで 死んでしまいそうだよ



      ほら 楽しいお祭りよ

      きょうは 誰もが踊るのよ

      きょうはみんなと踊りたい

      あしたになれば、 ね あなた あなただけのわたしよ

      でも きょうはみんなと踊りたいの




にぎやかなパーティーで、みんなと陽気に踊りたい彼女と

ふたりっきりでいたい彼。

そんな 対立する恋人たちの思いをうたっている。


女声のソロにはじまり 男声のソロ、

ちょびっとからみ、
すこし もりあがりながら一瞬ハモる。

そのあとは、

おたがいの言いぶんを主張?しながら かけあい(漫才ではありませんが )、
からみあい、追いかけあい…


最後まで おたがいの主張ゆずらず、自分の思いを言いはなちつつ

  (まったく反対のことを言い合いながら)

なぜか いつのまにか ふたりでハモッて盛りあがりながら終わる。。。


みたいな歌だ。


仲がいいんだか、わるいんだか。


このあたり、気が合うときはとことん合うし
根っこにはいちおう信頼関係??もあるけれど、
おたがいのアンチテーゼを主張して 激しく議論しあうこともある(あった?)

ぶるうぴーたーさんとわたしに そっくりではある。


さらに、わたしたちは ふだん踊ることはないが、
この「踊り」を、一緒によくのむ

 「お酒の場面」

に舞台を変えてみれば、
恋人たちの心情にも ちょっとは感情移入できるってもので。。。 


まあ、私たちは 歌の彼と彼女のような恋人どうしとは違うので、
お仲間をふくめて にぎやかにのむことが多いのだが


もしステディな恋人どうしだとしたら、


  「きょうは みんなとにぎやかにのみたいのー!」


  「いやだ、ふたりっきりで 静かに じっくりのみ語るほうがいいよ!」


みたいな感じだろうか。


カップルによっては、また場合によれば

彼と彼女が 反対の立場での主張をしたっていいわけよね。


  「きょうは みんなと ぱあ~っとのもうぜ!」 


  「いやよ、わたしはあなたとふたりがいいわ。
   にぎやかなところは 疲れちゃう」      


  「そんなこと言わないで。
   あしたは ずっときみだけのそばにいるから
   きょうは みんなで楽しくやろうよ」        


。。。


さて、この歌の彼と彼女、どちらがゆずる(押しきられる)のだろうか。


この歌の雰囲気だと、彼女は
彼の ちょっとスネた言いぶんなどおかまいなしに、
さっさと踊りの輪のなかに入っていってしまいそう。


  「あしたには あなただけのわたしよ」 


なんてかろやかに言いはなち、
彼にウインクして、かるくキスして
にぎやかな踊りの輪のなかに入り、
ほかの男性と 手をとり 腕を組み 肩を抱かれて
楽しげに 踊るのだ。


それを見て、彼がやきもきするのを
知ってか知らずか。


結局 なんだかんださわぎながらも

恋人どうしの甘い、いたずらっぽいカケヒキというか

痴話ゲンカ というか。。。


そんな雰囲気なんだろう。 (ほんとか??)


さて、いろいろイメージをふくらませて

わたしたちなりの「Tanzlied」の世界をつくりあげなければ。


なかよくハモるところは。。。ハモれるように
歌いこまなきゃ。







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2 コメント

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Unknown (うたこ)
2010-08-17 00:06:00
さくらさんの解釈…絶妙やな~。
言葉上手い!!
実際いてるよな~こういうカップル。
私もしたした・・・うんうんってな感じやわ~。
その昔に...ですが。

やっぱり楽しいね,歌うの。
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うん♪ (さくら)
2010-08-17 15:31:38
苦しいばっかりのときも
ないではないけれど…
でも、やっぱり楽しいよね、歌うの。

自分(たち)なりの歌のイメージが
(キャラクターのイメージでも)
伝わったらいいなあ。。。って思うのよね
なかなかできないけど。

この「Tanzlied」
2組のカップルのCDを聴いたんだけど、
最初はさほど感じなかったのに
だんだん 違いが感じられるようになってきたの。

一方は、ちょっとおすましさんどうしで
あくまで上品にかけひきを楽しんでる
優等生オトナ?のカップル、
「キミはボクをおいて行ってしまうのかい?
 ああ、つらいことだなあ」
「まあ、わたしはいつだってあなたのわたしよ
 でもすこしだけ、遊んできてもいいでしょ?」

もう一方は、こどものような天真爛漫さで
「みんなと踊るなら ボクはスネちゃうぞ!」
「だってあたしはみんなと踊りたいんだも~ん」

みたいな感じなの。

わたしたちがどちらの路線でいこうとしているか
(どうしたってそっちでしょというか)
…は、おわかりですよね(笑)。
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