さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

ピッコロフェスティバル その2

2010-09-10 | 歌のおけいこ


さて、では前回の続きを。。。


今年のピッコロフェスティバルで
ジュビラーテが歌った1曲目。

ラターの曲は、これまでも何曲か歌ってきたが、
われらジュビラーテには なじみやすいのか
なんとなくしっくりとくる曲が多い。

もちろん、練習中は ハーモニーに悩んだり
課題もたくさんあるわけだが、
はじめから

  どこから手をつけていいやら ワカラン~

という感じではないだけ ましといおうか。


ぎゃくに、
   なんとなく歌えた気になってしまうこわさ 

も あるのだけど…。


2曲目の 「フィンランディア」は、

昨年の冬の合唱祭にも 候補曲としてあがっていて、
長く 長く 練習してきた曲。

どうもニガテ意識がぬぐいきれず…の時期が長く続き、
本番で歌うことを 先送りしてきた。

  (とってもキレイな曲なんだけど。。。)


とくに わたしたちソプラノに課題が多かったかな?

下3声は しっくりハモッているのに、
ソプラノだけ 音色がちがって、浮いてしまうという状態が続き、
どう歌えばよいのだろうと悩まされた。

悩めば悩むほど、眉間にシワよせて コワイ顔になって
ますます とけあわない。
実際 そういうものなのよねぇ。。。


とにもかくにも 歌いこんで
これでいいのか わるいのかよくわからないままに、
なんとなく わたしも含め
ソプラノのみんなの中のニガテ意識もうすれたようだが

  (だんだん 歌うのがすきになってこれた、というか)

ハーモニーとしては どうだったのだろう。
すこしは、以前よりは とけあうことができたのだろうか。


しかもこの曲、2番まであるのだが、
合唱メンバーのみで
1番と2番の 色に変化をつけて歌う というところまでには至らず、 
くま(Kか)先生の うるわしいオブリガートに助けていただいて
なんとか かたちをつけることができた…

というのが 現状だった。

今回いちおうひとつの本番で歌いはしたが、

  ジュビラーテの持ち歌よ♪

といえるまでになるには、まだまだ課題が残る…気がする。


3曲目の 「TSUNAMI」

ポピュラーソングではあるけれど、
みんな 好んで歌っていた…というか、
気持ちが入れやすかった ように感じる。

男声陣のパートソロも 
アルトさんのパートソロも いい感じで、
その部分で ハミングをそえるソプラノも、
ともに歌っている気分で 気持ちよくのれた。

聴きに来てくれた知人のひとりが、

  「自分が知っている、すきな曲だから というのもあるけれど、
   この曲が いちばんよかった」

と 言ってくれた。


しかし、しかし。。。

実は ソプラノは、最後まで
楽譜どおりの高さの音で歌えなかったところが 1箇所ある。

ハーモニーとしては おかしくなかったし、
むりにその高さを出そうとすると
悲鳴みたいになってしまって よしあしかも…

と思って、
気づいた人もみんな指摘せずにスルーしてくれたのかも知れないが。

わたしも 

  ココはもっと高い音やわなぁ。。。

と わかっていたけれど…

わたしもふくめて 誰もその音では歌えていなかった 


4曲目は 問題の 「TOP OF THE WORLD」

わたしもそうだが、ポピュラーの

  ”リズムにのって歌う”

というのが、ジュビラーテのもっともニガテとするところ。

これこそ、はじめは
   ドコから 手をつけていいやら

と、先生がたを 悩ませた曲だと思う。


リズムにはのれないし、
どの曲よりも楽譜にかじりつきだし、
英語は 日本語のカタカナ発音だし…

  (しかも、どっか関西弁的な 

   ほんとにこれ、本番で歌っていいのか? いいのか??


という状態が長らく続き、
それでもどうにか 先生がたのご指導&練習の甲斐あって
かたちには なってきたものの、
本番では やはり 

   リズムにのって 楽しそうに歌わなきゃっ 

の必死さ、切迫感 が 客席にも伝わったらしく

   「カオがこわかった。。。」 

との感想を下さったかたがおられたらしい。

このタイプの曲は。。。今後も精進 精進!

こういう、ノッて楽しく歌う曲ほど、
暗譜が不可欠 かも知れない。


ラストの 「寂庵の祈り」

ハーモニーのうつくしい曲で
歌詞が また深みがあってじんとくる。

ジュビラーテには しっくりくる雰囲気の曲。

最後にもってきてよかったと思う。

曲順、みんなでいろいろ悩んだけれど、
いい感じに並べられたのではないかな。

ピッコロフェスティバルは 演奏時間が20分ほどいただけるので、
4~5曲、バラエティーに富んだ
思いきった選曲もできる。

今回も ミサ曲やクラシックだけ、
ポピュラーだけ、にかたよることのないプログラムで
歌えたのは よかった といえるかな。


今後は、いかにも

  「あっ、この曲は きっと得意とする曲なのね 

  「なんか コワイ顔して必死に歌ってはるけど、
   この曲歌うのイヤ なのかしらん。。。


というのが バレバレにならないように、

バランスのとれたチカラをつけていかなくちゃ

と思う。


あと。。。

パートの課題としては

ソプラノのまとまり かなあ。

男声陣は よくまとまり、厚みもある。

アルトさんもまとまって 音も充実してきたと思う。

下3声に ガッチリ支えられて、
かろやかに歌うべきソプラノが なぜかもうひとつ… 

キレイに歌わなきゃーと思って萎縮して おどおどしちゃうとか、
迷いながら 歌ってる とか
歌詞をキッチリ全部明確に歌おうとしすぎて
響きが浮いちゃう とか。。。

いろいろ 問題がみえてきたこのごろ。

音色も そろっていない気がして、
パート練習が 必要なのかなー。

きちんと歌えるひとばかり なんだけど、
リーダーシップをとる人が 不在なのも問題 なのかなあ。

わたしはその点、音楽的に理解が浅いし 聴く耳もよくないから
もどかしいけど。。。
自分が ハーモニーこわしてないか??
と 不安になったりもする。

とにかく、このままだと あかんような気がするけど、
わたしひとりのあせり かなあ 


次の本番は 12月の伊丹市民合唱祭 

演奏する2曲が決まって、練習をはじめたところ。。。
 




 
コメント
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