燐光群の芝居にも多く出てくれている吉村直さんが、『千と千尋の神隠し』ミュージカル版で、ロンドン・ウエストエンドに登場する。
かなり長い滞在になるらしい。
二千席以上の大劇場だそうだ。
『となりのトトロ』に続いて、めざせ、オリヴィエ賞、ということらしい。
吉村直さんが、物価が高い、ロンドンは食べ物がまずいらしい、などと言っていたので、自分が過去二回は入ったことのあるインド料理屋「PANJAB」を紹介した。
ウエストエンドの盛り場の近くの人気店で、私も当時、どこに入ったらいいのかわからず入った。
ロンドンではインド料理がリーズナブル、というのは、昔から皆が言っている。
考えてみればもう十年以上前になるが震災直後の2011年三月末、拙作『ブラインドタッチ』が紹介されたのでロンドンに行ったことがあって、そのときロンドン留学中の演劇関係者の皆さん(昨日上映を観た『占領の囚人たち』の鍛冶直人さんもいた)と入ったのはなかなか良い中華料理屋だった。
だが、中華については、広告につられて入ってしまうみたいな安い店はたいてい、がっかりする。
私はアメリカよりも先にロンドンに行っている。
最初は1996年、その年、拙作『くじらの墓標』を、ロンドン・ゲートシアターがレパートリーとして上演してくれたのだ。
もちろんオール・イギリスのキャスト・スタッフ編成であった。
そのときの宿はたまたまロンドン不在の劇場関係者の空き部屋を借りて、いわゆるシェアハウスだったことを憶えている。
写真は、去年2月、「PANJAB」表。
節約のため、ほとんど食堂には入らなかったが、珍しく入った。
ロンドンの物価は高かったが、その後に行ったアメリカよりはましであった。
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