「日本で初めての国立自然史博物館を沖縄に」という運動があることを、名護博物館で知ったことは、お伝えした。
そこで簡単にわかるように展示されているパネルは、世界地図があって、
ヨーロッパの国立自然史博物館が、ユーラシア大陸の西側とアフリカ、
アメリカの国立自然史博物館が、南北アメリカ、大平洋を、
カバーしている。
そして、他の地区、つまりアジアは未だに空白地帯、手つかずになっているという現状を、指摘している。
なのだが、このパネルによってイメージされることは、
アジアの、ひょっとしたら沖縄にできるかもしれない、新たな国立自然史博物館は、国立という名前であっても、より広い範囲、アジア全域についての、国籍の縛りを越えたところで構想されている。
ということだ。
その、国籍の縛りを越えることのイメージの豊かさと拡がりに気づかされる、ということだ。
科学、学究のことが、より広いイメージを喚起するというのは、素晴らしいことである。
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