A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記38 「花」

2007-06-05 00:10:56 | 書物
タイトル:特別展 花 FLOWER~太古の花から青いバラまで~[展覧会図録]
監修:岩科司、柴田道夫
デザイン・制作:ガッシュ
出版社:朝日新聞社
発行日:2007年3月24日
内容:*同名展覧会の展覧会図録
人の生活に欠かせない存在として愛され続けてきた花。その魅力を様々な角度から解き明かします。花の誕生の進化の過程や、多様性などを科学的に検証するとともに、世界一大きい花「ラフレシア」や、「ヒマラヤの青いケシ」など様々な珍しい世界の花々も紹介。あわせて最先端テクノロジーを駆使して生まれた「青いバラ」など最新の研究成果や、文化史、いけばなやフラワーアレンジメントまで「花と人とのかかわり」にも迫ります。美しい花の写真に彩られた花の知られざる世界にせまることのできる一冊です。 (ショップ・アサヒコムホームページより

購入日:2007年6月2日
購入店:国立科学博物館ミュージアムショップ
購入理由:
この展覧会図録に関しては、仕事用で購入という意味合いが大きい。いけばななんぞをやり始めてから、花や植物をキーワードに書籍、雑誌を購入したり、展覧会を見たりしてきて、ついに真打ちが来た!と、個人的には「花」ブームだった。がしかし、期待通りというべきか、あまりおもしろくない展覧会ではあったが、資料としては優れているので購入。
科学的に花や植物を解明・解説するのは、科学博物館だから当然なのだが、香り、匂い、色、花や植物の美しさ(あるいは醜さ?)を科学的に解明しても、私にはいまいちピンと来ない。説明にはなっても、理解にはならないというべきか。それは私が哲学的すぎるのかもしれない。断っておくが、雑学的な展覧会としてはけっこう楽しめる内容ではある。しかし、花や植物の存在や造形、その美しさについて考えてみたいなどという人は半分ぐらいしか楽しめないかもしれない。



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